【その2】

 

日帰り温泉でさっぱりした後、車中泊。

今回の釣り旅は、基本的に車中泊である。

 

車はN-BOXなので、狭いと言えば狭いのだが、自転車を積んでもどうにか寝るスペースは確保できる。

家には、もう一台普通車のワンボックスもあるのだけれど、小回りは効かないうえ車高も低いので釣り向きではない。

 

我が釣り専用車は、30mmリフトアップしている(スプリングも堅い)ため、腹を打つことも無く何処へでも行く事ができ重宝している。

 

朝はゆっくりである。

ドライの釣りがしたいので、朝早く行っても反応が悪いからと決めつけて。

 

先ず最初の気になる川へ

着いてみると、なんと水が少ない・・

どうも気が乗らなかったので、別の河川へ

こちらは、増水で遡行不可能と判断し、25日阿寒湖へ行く事になっているので、そちら方面へと走る事にする。

 

ある川で竿を出すことにする。

天気は最高

5月後半の北海道は、峠では芽吹き前、川は標高によって芽吹き~新緑。

本州の4月頃の陽気に近い感じがする。

 

 

ロッドは7’#5

ドライを結ぶ。

 

ポイントの少ない川であり、やっとニジマスが付いていそうなところを発見。

キャストすると、出ました。

 

釣りを開始してから、小ニジも出なかったので、居る事が分かり安心。

 

 

ゆっくり、遡行していくと大きなプールがあり、ドライ、ウェットフライと試すが反応はない。

諦めて、プールを横に見ながら上流へ向かうと、60を超えるニジマスが悠々と泳いでいる。

そっと、戻りニジマスを確認した場所辺りにウェットフライをキャストしてみた。

しかし、反応はない。どこかへ泳いで行ってしまったのか・・

魚が見えないから、何処へ投げていいか分からない。

 

どうやら、やる気のない個体だと判断し、上流へ向かう。

直ぐに良さそうなポイントが見えた。

プールの上のポイントには、大体大物がいる事が多い。

 

先ほど結んだままのウェットをキャストすると、ラインが止まった。

すかさず合わせると、ロッドが大きく曲がる。

ニジマスは、すぐ下のプールへと猛ダッシュ。

 

プールでのやり取りの方が、こちらも良いのでそのままプールへとついて行き、強烈に粘るニジマスをランディングした。

久々の50UPなので、腕もパンパンでも嬉しい。

 

 

それから、30超えが数本出ただけであったが、久々の北海道のニジマスを釣る事が出来て、ラッキーな一日だった。

 

明日は、数釣りをしようと思うので、その場所近くに移動して温泉に入り、車中泊をした。

 

つづく