今年は、6/10(金)~6/21(火)まで実質12日間の釣りとなりました。
当初は、もっと早くフェリーを予約していたのですが、
出航まもなく波が高く故障して引き返すというハプニングがあり、
釣行日数が減ってしまったのです。
【大まかな計画】
今回の釣行は、これ迄とは違い、山奥での釣りは計画しませんでした。
昨年から、ヒグマによる人身事故が多い事、
北海道の釣り仲間のヒグマとの出合う回数が以前より多い事、
そして前回ヒグマに川で出合っていることから、大事をとったというものです。
北海道での釣行では1週間で2000km位走るのですが、
今回は遠くへは行かなかったので12日間で1500kmでした。
十勝川支流に限定していたので、車中泊の場所はほとんど同じところでした。
【ゴミをどうするかという問題】
ただ、困ったことに、
町にある二つのコンビニのどちらもゴミ箱が撤去されてしまったという事です。
クチコミにも書いてありましたが、「ゴミ箱がないなら売るなよ」と・・同感です。
ツーリストにとっては大きな問題です。
幸いなことに、隣町の〇-ソンでは、
逆手をとってかゴミ箱が外に設置してあり、
24時間多くのお客さんでにぎわっていました。
私は、地元の人の情報で、
道の駅で有料で引き取ってくれるというので、
ゴミ袋を購入しました。
可燃、不燃それぞれ20Lで100円でした。
最近の可燃ごみは、プラ容器に入ったものが多く、
20Lあってもすぐに一杯になってしまうので、
プラ容器の食材を買わないで袋入りの物を買うなど、結構気を使いました。
今度は、ハサミを持って行って細断しようか・・など考えています(笑)
【釣りの種類】
私は、フライとルアーフィッシングをやるのですが、
北海道ではフライフィッシングのみです。
ルアーは何度か竿を出したこともあるのですが、
釣りとして複雑で面白いフライになってしまいます。
フライでの釣りは、大まかに遡行はドライ、下りはウェットの釣りになります。
広い河川では、遡行中でも、上流に回りウェットで釣る事もあります。
あとは本流での、ダブルハンドロッドによるスペイフィッシング。
今回は、ドライ、ウェット、スペイの3種類の釣りを満喫しました。
【ある河川での釣り】
5kmを下りで釣ります。
自転車を下流にデポして、釣り下る訳です。
ロッドは、Mykist7’#5 3PC Madake Testロッドを使用しました。
結局、このロッドとダブルハンドしか使いませんでしたが・・
釣り下りで困るのは、釣りあがりの人と出会うことです。
今回の河川は、
割と大きいのであまり気にしなくても良いでしょうが、
山奥では河川規模が小さいことから、基本釣り下りは出来ませんね。
大きい河川で困る事は、ポイント間が遠いということです。
2~300m歩かされることもしばしばです。
今回の河川もポイント間が遠く、歩かされました。
また、石が小さく、瀬に魚がいない事から、数は少なかったという印象です。
でも、餌(稚魚など)が豊富なことからか太っているので、
力強い引きが素晴らしかったです。
一度50オーバーを掛けたのですが、
フロロ3号から2.5号にOリングを介して接続しているのですが、
何故かフロロ3号の方で切れてしまいました。
ショック吸収のためのOリングのハズが・・
以後Oリングは使用しないで直接で結ぶことにしました。
その下の、ポイントでルアーマンが、ニジを上げていました。
近寄って見ると、堅肥りのニジでした。
中間地点でのルアーマンのと出会いでしたが、
その後のウェットにはそれ程影響はなく、
釣りを続け、デポした地点に到着しました。
その後が大変、釣り下りは楽でも、
帰りは、チャリでの登り、太ももにきました。
午後は、車を置いた場所からドライで釣り上がりました。
【激流での釣り】
別の河川では、下流の到着地点で友人が車で拾ってくれるので、また釣り下り。
マックス35、数えるのも大変なくらい活性の良い釣り下りをしていると、
私の好きな激流ポイントが現れました。
ウェットフライを流していくと、突然大きなジャンプ・・
ティペットはフロロ2.5号なので、切れる事はないので、
慎重にいなし、ネットインの持ち込もうとした瞬間、
フックオフ・・・掛りが浅かったようです。
後日、再挑戦するも、またもやフックオフ・・・
リトリーブ中のフッキングではないので、上顎ではないと思うのですが・・
今回の釣行では、この2回がウェットでのバラシ、
やはり掛りが浅かったのが原因(運)としておきます。
激流のニジマスは引きが強い!!
【ドライでの釣り】
北海道でのドライフライは、
大型を使用しており#6、#8のロングシャンクに巻いた
カディスフライやステイミュレーターであり、今回も使用しました。
しかし、#6ロングシャンクに巻いたフライだと
全長3~4cmとなってしまうので、
空気抵抗が多いことからキャストもしづらいうえ、
スレてくると反応も悪くなる。
そんな時は、フライのサイズを落すのですが、
今回あまり持ってきていないのが失敗でした。
フライボックスに入っていた#12程度のものは
すべて今回使う事になりました。
大きな支流を遡行していた時、ライズ発見!
#8のカディスを流すも反応なし(この時は大きなフライ)
3投目、フライがチョンチョンと変な動きで流れてきた時、
『ガバッ』と出た大型のニジ。
一呼吸置き、グイっと合わせるも何の抵抗もなく
フライは空中を舞い戻ってきました。
原因はすぐに分かりました。
ロールして打ち返したときに、
運悪くフライのボディにティペットが一周巻き付いていたのでした。
今迄に経験したことのない、運の悪さから、
そのニジは取れませんでしたが、その子分はその後掛けました。
その話を友人の知り合いの若きルアーマンに詳しく話すと、
後日そのニジを掛け54cmあったと写真を見せてくれました。
やはり、大きかったか~
この時、大きなフライを使っただけで、
あとはほとんど普通の大きさのドライフライを使っていました。
そのドライフライを上流側から、沈めながら流すと
先ほど咥えなかったニジがあっさり咥えてくれたりします。
同じポイントから、10匹近く釣り上げたこともあります。
普通のウェットフライより、反応が良かったりするのが、面白いですね。
【ダブルハンド(DH)でのスペイ】
今回持参したロッドは、2本
Aim-Graceone11’3’’#6/7 3PC Madake 350gr
バンブースペイロッド11’3’’#7 | 竹竿と釣り (ameblo.jp)
Aim-Graceone10’0’’#5 3PC Madake 300gr
10ft 3PCスイッチロッド | 竹竿と釣り (ameblo.jp)
これは10’3PC
十勝本流では、11’3’’のDHにトータル350grで
偶然会った地元の人を含め友人と3人で2時間弱流しましたが、全くの反応無し。
地元の人も、『3匹釣り上げたら、帰るので後はゆっくり釣って下さい』
などと言っていたので期待したのですが、3人とも無反応でした。
本流の釣りというのは、
釣れない時は全く釣れない・・そんな釣りです。
しかし、スペイキャストは楽しいので許せます。
後日、濁りが回復した別の本流。
私の秘密のポイントで、
お気に入りのフライで流す事2時間、
やっと綺麗なニジマスが釣れました。
ファイト中、もしかしたらまたバレるのではないか!
ご禁制の魚だったりして・・
など、不安もありましたが、ランディングして友人と見ると、
『ご禁制?いやニジだ!!』
とご禁制と一瞬間違うようなシルバーボディのニジマスでした。
ちなみに、今回の釣行中、
ご禁制鱒は一匹も掛けませんでした。
良いのか悪いのか・・
今回は、
半径2,30kmの所をうろうろした釣りでしたが、
そのためか川の様子、ポイントを数多く知る事が
できたのは大きな収穫だと思っています。
ただ、次回も同じ釣りをするかは分かりませんが、
色々な釣りができる北海道は、やはり大きな魅力です。
未だ釣ったことのない時期は、5月半ば~6月初めと10月半ば以降。
5月半ば辺りを計画しようかな~と思っています。
それに合わせ、今回消耗した当たりフライを補充しなくては・・