柾鷹「哲が・・・?」
エミリー「何だ。哲も呼び捨てになってるの?
あんた本当変わったわよね。」
柾鷹「・・・。」
エミリー「小学校6年の時だったかな・・・。
バカ哲は相変わらず人気者でね。
いろんな女子から好かれてた・・・。
モーミもその中の1人だった。」
柾鷹「それで?」
エミリー「当然モーミは哲に告白したの・・・。
けど結果は振られた・・・。
それ以来、
モーミが自ら男子に
近付いていくような感じはなかったの・・・。
タッキーを除いてね。
だからさっき2人でいた時はビックリしたわ。」
柾鷹「そうなんだ・・・。」
朋美「ねぇ?」
柾鷹「!!」
朋美「さっきから何2人で話してるの?」
エミリー「何でもないよ。ただの2年の時の話。」
朋美「そうなんだ。」
朋美は何故か安心しきった顔をした。
再びエミリーが小声で柾鷹に話しかける。
エミリー「タッキーには借りがあるからね~・・・。
あたしが協力したげる。」
柾鷹「え?いいのか。」
エミリー「こんな事であの時の借りが返せるとは思わないけど、
手伝ってあげる。」
柾鷹「エミリー・・・。」
朋美「ねぇ、まだ話してるの?」
エミリー「ううん。もう終わったよ。ごめんねモーミ。」
そして朋美とエミリーは話し始めている。
エミリー(・・・う~ん・・・どうしよっかな~
・・・2人にした方がいいんだろうけど
タッキーじゃあ空回りしそうだし・・・)
エミリーは周りを見渡しながら考えている。
エミリー「!!」
エミリーは一瞬にして表情が曇る。
朋美「エミリー、どうしたの?」
朋美はエミリーの変化に気付いて話しかけた。
エミリー「ごめん・・・。先に行ってて・・・。
あたし先にやらなくちゃいけない事があったんだ・・・。」
柾鷹「どうしたんだよ?」
エミリー「タッキーごめん。今回は協力できないかも。」
柾鷹「バッ・・・。」
朋美「協力?」
柾鷹「いや、な、何でもないんだ。」
柾鷹(・・・あぶねー・・・)
エミリー「ごめんね、あたし・・・ちょっと行ってくる。」
そう言い残し、エミリーは走って行った。
朋美「どうしたんだろエミリー・・・。」
柾鷹「さ、さぁ・・・。」
柾鷹(・・・この状況・・・また2人っきりじゃん・・・)