私のブログを訪ねてくださって、ありがとうございます。
今日は、どんな一日でしたか?
さて、昨夜に久しぶりにアートセラピーを行ってみました。
アートセラピーは、無意識的に心の中に溜まってしまった、ストレスやネガティブな感情を浄化させる効果があります。
このような災害の時には、特に効果的な方法です。
神戸の震災の時も、アートセラピーがとても効果を発揮させました。
イギリスから今回被災地に送られるシェルターボックスというテントや、日常生活に役立つ物がすべてが入っている箱の中には、子供たちが遊べる、塗り絵とクレヨンなどのお絵かきセットも入っています。
シェルターボックスの詳細
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00195351.html
そのシェルターボックスの創始者のヘンダーソン氏は、「すべてを失った時、塗り絵のようなシンプルなもので、子どもの心を埋め合わせるのが重要です。ちょっとしたものが、驚くほど大きな違いを生み出すのです」と語った。(上記リンク先の本文より)
ユダヤ人の強制収容所などでも、画家たちがこのような方法で、こっそり子供たちに絵を描かせ、最後まで、夢や希望を忘れないようにさせていたそうです。
テレジンの小さな画家たち、詩人たち
http://soyoginokai.web.fc2.com/terezin/terezin-about.html
テレジン収容所の小さな画家たち詩人たち―アウシュビッツに消えた15000人の小さな生命/野村 路子
¥2,310
Amazon.co.jp
こちらの本は、とてもお勧めです。とても感銘を受けました。
まず、私が昨夜描いた絵をご紹介しながら、説明してみますね。
12色クーピーを使って、まずは気になる色で絵を描いていきました。
気になる色は、黒でした。
描いた後で、その絵から感じること、描いている時に感じることを言葉にします。
無気力、むなしさ、力が無い、分からない、どうしよう・・・・
次に新たにまた絵を描いて行きます。
ぐるぐるした線と、ギザギザした線をかなり力を込めて描いていました。
ぐるぐる~、どうにかしたい、なんだかイライラしている、嫌だ!嫌だ!
無気力の根底には、怒りがありました。(何に対する怒りなのかは、良く分かりません。)
さらに、絵を描き続けます。
今回は、一定の力で、横のラインを引いていました。オレンジや、紫も使いたくなりました。
おだやかでいたい、平常心、落ち着こう、明るい気持ちに・・・
次の絵は、こうなりました。
物体が出て来ました。描いているときは、ピンクの卵(生命)と思っていました。
命、温かい、安全な所へ、ほんわか、まったり、良かった!ここにいよう、安心できる、だいじょうぶ、だいじょうぶ。
この絵を描いているときは、心が落ち着き、安心感に満たされるのを感じました。
次の日には、この絵を描きました。
これは、光の十字架だなぁ~と思って、描いていました。
水色をメインに使いましたが、じつは、赤や、オレンジ、黄緑、黄色などいろんな色を使いました。
救われる、神は光を与える、人々は救われる、奇跡が起こる、見守られている、愛、感謝、
今、ここにいる。人は神と共に・・・
自分でも不思議なくらい、宗教的な意味合いが出て来ました。
虹色の光は、撮影の時に偶然に映り込んでしまったものですが、こういう偶然も意味があると思います。
絵を描いていくと、どんどん潜在意識と繋がり、心の深い所とコンタクトするようになります。
そして、大いなる存在と繋がり、スピリチュアルなメッセージを受け取ることができます。
私たちの身体にも心にも、ホメオスタシスという恒常性維持機能があり、身体を一定の状態に維持しようとする働きがあります。
ですから、無意識的に私たちの身体は、受けたショックを和らげ、身体を正常な状態に戻そうと、このような働きをしてくれるのです。
アートセラピーでは、見える形で、そのような自然治癒効果を高めていくことができます。
大いにこの時期は活用してみてください。
特に、小さなお子さんたちはショックを受けていますので、絵を描いたり、その絵の物語を作ったりしながら、心を癒していくのをお勧めいたします。
具体的な方法を知りたい、ご自身もセラピーを受けたいという場合は、どうぞ私までご用命ください。
個人セッションで、行うことができます。(2時間半)
個人セッション内容はこちら・・・
http://ameblo.jp/aimandara/entry-10034416488.html
(このセッションの参加費から、3000円を義捐金として赤十字に寄付いたします。)
明日も、被災した方々が一人でも多く救われ、平安な心で過ごせるようにと祈っております。