こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
インド料理店さんの『タンドル料理』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
インド料理店さんが、『タンドル料理』をおすすめしている店頭看板です。
『タンドル』とは、壺窯型オーブンで調理した料理になります。
現状の看板では、『タンドル』という言葉は出て来ませんが、セット内容から察することができるでしょう。
この辺りをちょっと付け足します。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>おひとりさまセット!
>・プレーンふかふかナン
>・チキンティッカ
>・シシカバブウ
>・サラダ
>・カレー
>・ドリンク(生ビール+¥200)
>¥1480
→まずは、『どんなお客さんにおすすめしたいのか?』を呼び掛けます。
→例えば、『本格的なインド料理を手軽に楽しみたいあなたに』
→そして、問い掛けます。
→例えば、『インド料理って、どんなメニューが思い浮かびますか?』
→この後、『タンドルで調理することが鍵であること』を伝えるのです。
→その上で、簡単にメニュー紹介をします。
→最後は、行動の促しです。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(インド料理店のタンドル料理)
たいあなたに
インド料理って、どんなメニューが
思い浮かびますか?
実はインド料理の真髄を味わうには
「タンドル」と呼ばれる壺窯型オー
ブンで調理することが鍵です。
・ジューシーなタンドル焼き肉料理
外はカリッと、中はジューシーな香
りとスパイスの風味が広がります。
・モチモチのタンドル焼きナン
外は軽く焦げて香ばしく、中はふわ
ふわモチモチ。カレーと合わせは、
その絶妙な組み合わせにビックリ!
タンドルで調理したメニューをセッ
トで、ぜひお試しください。
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→商品メニューだけでなく、それの裏にある特徴で興味を引くことが今回のポイントです。
→こうすることで、思わず食べてみたくなります。
→その上で、それらをセットメニューとして提供するといいですね。
→そうすると、「タンドル」での料理が楽しめて、お客さんも選びやすくなります。
→そして、その料理は他では、なかなか食べられないので、また来てもらいやすいです。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則
