悩みを乗り越え、望む未来へ進むには? | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

社長さんは、日々仕事の中で多くの悩みを抱えています。

 

新しい事業、社員さんとの人間関係、身体の健康など、どれも社長さんに大切なことばかりです。

 

しかし、どれだけ悩みがあったとしても、すぐに行動に移すことはなかなか難しいでしょう。

 

 

(1)悩む理由とは

 

まず、社長さんが悩みを解決できない大きな理由として、痛みの存在があります。

 

例えば、原価の高騰や人件費の上昇により、値上げを行わなければいけない時、痛みは「お客さんが減少するかもしれないこと」です。

 

また、新しい事業を始めなければいけない時、痛みは「投資の資金調達のための借入れコストが増えること」が考えられます。

 

このように、悩みを解決するための行動には、ついつい避けたくなるような痛みが伴うのです。

 

 

 

(2)望みの明確化

 

では、その痛みを超えるための方法には、どのようなものがあるでしょうか?

 

それは、望みを明確化することです。

 

値上げで得られる利益や、新しい事業を行うことで得られる客数や売上げは、今後のお店にとって明るい要素になります。

 

これらの明確な望みを持つことで、痛みを乗り越えるモチベーションを手に入れるのです。

 

しかし、頭では分かっていても、なかなか行動できません。

 

その理由は、まだ起きていない未来の望みが、なかなか実感できないからです。

 

それに比べて、現実の痛みはすぐに実感できます。

 

だから、躊躇してしまうのです。

 

この対策の1つとしては、すでに成功している人から体験談を聞くことや少しだけ実際にやってみることがいいでしょう。

 

そうすると、小さな望みを具体的に実感できるはずです。

 

 

 

(3)悩みの正しい解釈

 

それと、悩みや痛みの原因を正しく理解することも有効な手段と言えます。

 

ほとんどの場合、失敗すれば自分自身に原因があると、自分を責めることが多いでしょう。

 

だから、悩んでしまいます。

 

しかし、実際は外部の要因や誤った情報が原因であることが多いのです。

 

例えば、「値上げでお客さんが減ったのは、自分が値上げしたからだ」と考えるかもしれません。

 

ところが、減ったお客さんは、実はそもそも自店が求めるお客さんでなかったり、手がかかる割には売上げにならないお客さんだったかもしれないのです。

 

 

 

(4)アドバイスの受け入れ

 

このような新しい解釈に気付いたら、次はそれに基づいた行動やアドバイスを受け入れる必要があります。

 

悩みの真の原因を知ることで、解決策も見えて来るはずです。

 

専門家の意見や友人のアドバイスを受け入れて、新しい行動を始める勇気を持ちましょう。

 

 

 

これらのことで、悩みを乗り越え、望む未来へ進む第一歩を踏み出すことができますよ。

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則