望む結果のキモは、無意識のルールの見直しから! | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

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もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

 

毎日の仕事の中で、自然と繰り返されている行動パターンがあります。

 

それらの行動は、「無意識のルール」によるものが多いです。

 

しかも、人それぞれに異なる形になっています。

 

そして、この「無意識のルール」の多くの場合、他人に理解されません。

 

しかし、他人に理解されなくても、自分にとっては大切なルールなのです。

 

 

例えば、私自身も毎日、「仕事場を掃除機でキレイにする」、「気付いたことや参考になることはノートに手書きで記録する」、「ブログ記事でのメッセージを欠かさず発信する」などのルールを設けています。

 

これらの行動は、他人から見れば、面倒くさいことかもしれません。

 

しかし、自分自身にとっては、これらの行動を行うことで日々の安定感を得ているのです。

 

 

 

このように人は、それぞれ「無意識のルール」を作って、それに従って行動する生き物とも言えます。

 

ただ、それぞれがその「無意識のルール」に気付けず、時には衝突して問題になったりするのです。

 

しかも厄介なことに、これらのルールは固定的で一度確立すると簡単には変更されません。

 

だから、今のルールで望む結果が得られないのであれば、自分の行動の基となる「無意識のルール」を見直す必要があるのです。

 

このことが、自分の行動を変えるきっかけになります。

 

 

 

例えば、「人は相手に感謝の気持ちを表すか否か」についても、異なるルールを持っているのです。

 

具体的には、お客さんに感謝のハガキを出す時も、スタッフさんによってルールが違います。

 

 

(1)自分が感じた感謝の気持ちを伝えるために書く人

 

(2)次回の売上げアップにつながるから書く人

 

(3)店長や社長からただ指示されたから書く人

 

 

このような簡単なことでも、「無意識のルール」によって行動が変わるのです。

 

では、どのスタッフさんのハガキが最も感謝の気持ちが伝わるでしょうか?

 

 

おそらく、(1)のスタッフさんのハガキが、伝わると想像します。

 

実際にそのハガキをもらったお客さんは、そのハガキを持って、「素敵なハガキありがとう」と言ってお店にやって来ることが多いでしょう。

 

 

これは、「無意識のルール」によって行われる行動ほど、心からの感情が伝わるからです。

 

だから、あなた自身が「無意識のルール」を理解し、それに基づく日常の行動を見直すことが大切になります。

 

 

ここでの見直しのための簡単なポイントは?

 

 

あなたが望む結果を得た時に取った行動を、ハッキリさせることです。

 

つまり、「望む結果を得たのは、どんな行動をした時か?」

 

また、「その行動には、どんな無意識のルールがあったのか?」

 

ここが分かると、次にどんな行動をすればいいのかが、分かりますよ。

 

後は、それを広げて行けばいいだけです。

 

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則