こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
リラクゼーションサロンさんの『足のもみほぐし』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
リラクゼーションサロンさんが、『足のもみほぐし』をおすすめしている店頭看板です。
伝えたい内容をシンプルに伝えています。
もうちょっとだけ情報量を増やしたいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>デスクワークで足がぱんぱんになってませんか?
>足裏~すね、ふくらはぎ
>じっくり揉みほぐします。
>30分 ¥4290
>他のコースとの組み合わせも可能!
>ご相談ください。
→まずは、問い掛けからスタートします。
→例えば、『デスクワークが忙しく、足がパンパンになっていませんか?』
→そして、その原因を伝えます。
→例えば、『それは、長時間座っていることで血流が滞り、足の筋肉が固くあっているからかもしれません』
→この後、商品メニューにつなげます。
→最後は、行動の促しです。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(リラクゼーションサロンの足のもみほぐし)
ンになっていませんか?
それは、長時間座っていることで血
流が滞り、足の筋肉が固くなってい
るからかもしれません。
そんな時は、当店の「足のもみほぐ
し」がおすすめです。
適度な圧力で、足裏からふくらはぎ
まで筋肉をもみほぐし、滞っていた
血流を元に戻して行きます。
30分コースは¥4290で、仕事
の合間や帰宅前のリフレッシュに最
適です。
疲れを感じたら、ぜひ当店にお越し
くださいね。
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→解決策をシンプルに伝えることは大切ですが、原因をしっかり伝えて納得してもらうことが今回のポイントです。
→納得してもらえると、必要性を感じてもらえます。
→もちろん、必要性を感じても、すぐに行動してもらえるとは限りません。
→それでも、その辛さが我慢できない状態になると、納得できるお店に来てもらえるのです。
→つまり、選択肢の上位に位置付けられます。
→このように納得してもらえる情報を普段から伝え続けておくことが、とても重要です。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則