こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
ハーブ専門店さんの『脂肪燃焼ハーブティー』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
ハーブ専門店さんが、『脂肪燃焼ハーブティー』をおすすめしている店頭看板です。
お客さんに焦点を当てて、上手く投げ掛けています。
もう少し絞ることで、もっとメッセージを力強くしたいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>何をやっても痩せない!
>・痩せにくいと感じる方
>・リバウンドを何度も繰り返している方
>自宅でカンタン脂肪燃焼ハーブティー
>(写真)
>[メディカルハーブ専門店]
>『営業時間』
>『店名』『電話番号』
→今回は、リバウンドに焦点を当てます。
→例えば、『またリバウンドしてしまった・・・』こんな経験はありませんか?
→そして、『一度痩せたのに、再びリバウンドしてしまっては、もう挫折しそうですよね』
→こんな感じで、お客さんに寄り添いながら共感します。
→この後、『しかし、そんな時こそ諦めてはいけません』と励まし、原因を伝えるのです。
→その原因を解消する手段として、商品につなげます。
→最後は、行動の促しです。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(ハーブ専門店の脂肪燃焼ハーブティー)
こんな経験はありませんか?
一度痩せたのに、再びリバウンドし
てしまっては、もう挫折しそうです
よね。しかし、そんな時こそ諦めて
はいけません。
リバウンドの根本原因は、体内の脂
肪の管理にあります。
今回ご紹介するハーブティーは、体
内の脂肪を効率的に燃焼させるだけ
でなく、太りにくい身体への体質改
善することが期待できる一品です。
これにより、リバウンドの悪循環か
ら脱却しましょう。自宅で手軽に飲
むことができます。店内で試飲でき
ますので、ぜひお試しを!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→対象のターゲットを複数にするよりも、ハッキリ絞り込んでメッセージを強くすることが今回のポイントです。
→ダイエットのようなハッキリとした悩みは、イメージできるメッセージを読むと、自分の事情と重ね合わせて考えてもらえます。
→だから、イメージしやすい強いメッセージが必要なのです。
→このような流れで商品につなげると、興味を持つので、試してみたくなります。
→その一瞬を逃さず、すぐに行動に移してもらいましょう。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則