こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
脱毛サロン店さんの『脇脱毛』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
脱毛サロン店さんが、『脇脱毛』をおすすめしている店頭看板です。
脱毛サロン『店名』からお知らせしたい気持ちは分かります。
できれば、お客さんの関心事からお伝えしたいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>脱毛サロン
>『店名』
>10:00~22:30(L.O.21:30)
>お仕事終わりにも
>ホットペッパービューティー
>クチコミランキング 1位
>『地域名』
>ノースリーブが似合う
>ツルスベ肌が手に入る
>ナースがいて安心
→まず、『誰におすすめしたいのか?』から始めます。
→例えば、『夏にノースリーブを着たいあなたに』
→そして、心配事で問い掛けます。
→例えば、『自信を持ってそのスタイルを楽しめますか?』
→この後、『多くの女性が・・・』とお客さんに寄り添います。
→それに対して、お店ができることを提案するのです。
→最後は、行動の促しをします。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(脱毛サロン店の脇脱毛)
自身を持ってそのスタイルを楽しめ
ますか?
多くの女性が、脇の毛が気になって
思い切って夏を楽しむことができな
いと感じています。その原因は、忙
しさのため美容の時間を削ってしま
うのが現状です。
しかし、当店では夜9時30分まで
予約受付しており、お仕事終わりに
もご利用いただけます。私たちの施
術を受けることで、脇の毛を気にせ
ず、ノースリーブを自信を持って着
用することができるでしょう。
その第一歩として、まずはこちらか
らご予約して、スケジュールを抑え
てくださいね。
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→お店からの情報よりも、お客さんの事情などの情報から先に始めることが今回のポイントです。
→こうすることで、お客さんに興味を持ってもらえます。
→そうしないと、その気になりにくいので、先送りされることが多いでしょう。
→特に忙しいお客さんは、余裕がないので興味がない情報は、目に入りません。
→まずは、お客さんの興味を引くことに専念することが大切です。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則