店頭看板の事例(アロマ&ハーブ店のハーブティー) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

アロマ&ハーブ店さんの『ハーブティー』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

アロマ&ハーブ店さんが、『ハーブティー』をおすすめしている店頭看板です。

 

必要最低限のお知らせにして、目立たせています。

 

できれば『ハーブティー』の必要性などを伝えたいですね。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>水出しできる

>おいしいハーブティー

>試飲開催中

 

 

→まず、『どんな人におすすめなのか?』からスタートします。

 

→例えば、『暑くなるとすぐに汗をかくあなたに』

 

→そして、問題点で問い掛けます。

 

→例えば、『しっかりと水分補給はしてますか?』

 

→さらに、『水分が不足すると、熱中症のリスクが高まりますよ!』と危機感を伝えます。

 

→その上で、『ハーブティー』の必要性につなげて行くのです。

 

→例えば、『しかも、ただ水を飲むだけでなく・・・』

 

→『ハーブティー』の説明をして、最後は行動の促しです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(アロマ&ハーブ店のハーブティー)

暑くなるとすぐに汗をかくあなたに
しっかりと水分補給はしてますか?

水分が不足すると、熱中症のリスク
が高まりますよ!
しかも、ただ水を飲むだけでなく、
体内のミネラルバランスを保つため
のものが必要です。

そんな時におすすめなのが、水出し
ハーブティー!

朝、水筒にティーバッグ1つと水を
入れて1~2時間後に取り出すだけ
で水出しハーブティーの完成です。

熱中症の予防にぜひお試し下さい。
店内で、5種類のハーブティーの試
飲ができます。
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→商品中心のお知らせでなく、商品の必要性をお伝えすることが今回のポイントです。

 

→商品の必要性を感じないと、お客さんは興味を示しません。

 

→しかし、必要性を感じると、一定数のお客さんが興味を示してくれるのです。

 

→そして、試飲してもらえると、購入してもらえる可能性が高くなります。

 

→まずは、情報提供でお客さんに興味を持ってもらいましょう。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則