こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
リフレクソロジー店さんの『レッグトリートメント』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
リフレクソロジー店さんが、『レッグトリートメント』をおすすめしている店頭看板です。
冬季限定のオプションとして、2月28日までになっています。
できれば、『どんな人におすすめなのか?』も、ちょっと伝えてみたいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>冬季限定オプション
>あったかレッグトリートメント
>(2/28までの期間限定)
>※フットリフレクソロジーとの組み合わせで
>ご利用いただけます。
>甘いゆずとスパイスの
>効いた温かな香りを感じる
>ウォームオイルでトリートメント
>(+15分)¥2420(税込)
→まずは、『どんな人におすすめなのか?』から始めます。
→例えば、『足の疲れやむくみ、冷えが気になるあなたに』
→このようにすると、お客さんのリアルな悩みと共感できるのです。
→そうすると、興味が湧いて来るお客さんが一定数います。
→その上で、おすすめの『レッグトリートメント』や『リフレクソロジーとの組み合わせ』につなげるといいでしょう。
→最後は、行動の促しです。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(リフレクソロジー店のレッグトリートメント)
あなたに
ほっこりする温かさや心安らぐ香り
で身体の不調を整えてみませんか?
冬季限定のオプションが大好評!
◆あったかレッグトリートメント
+15分 ¥2420税込
足つぼを押し過ぎず、やさしくなで
るように刺激するリフレクソロジー
の手法と組み合わせることで、血流
を良くして、身体をリラックスさせ
て行きます。
2月28日までですのでお早めに!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→商品中心のお知らせはシンプルですが、お客さん中心にして共感してもらうことが今回のポイントです。
→そうしないと、商品とお客さんの距離感が遠いので、なかなか興味を持ってもらえません。
→ところが、共感してもらうと、その距離感がぐ~んと近くなります。
→スタートの時点では、この距離感を縮めることが、ポイントになるのです。
→ここが上手く行くと、最後の行動の促しまで、スムーズに流れて行くでしょう。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則