店頭看板の事例(保険取扱店の外貨建保険) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

保険取扱店さんの『外貨建保険』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

保険取扱店さんが、『外貨建保険』をおすすめしている店頭看板です。

 

世界的なインフレが影響して、日本もインフレがやって来ています。

 

そのため、『物価高』が止まらない状態です。

 

『その結果どうなるのか?』なども伝えて、その対策の1つとして、『外貨建保険』などを考えてもらいましょう。

 

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>物価高

>為替金利に

>興味あり?

>お気軽に

>聞いてネ~

 

 

 

→まずは、現状をもう少し詳しく伝えます。

 

→例えば、『今、物価高が止まりません』

 

→例えば、『物の価格が上がると、お金の価値が下がります』

 

→この後、さらに悪い影響があることを伝えるのです。

 

→そして、『そうならないために、保険をどう使えばいいのか?』を教えた上げましょう。

 

→最後は、行動の促しです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(保険取扱店の外貨建保険)

今、物価高が止まりません!
物の価格が上がると、お金の価値が
下がります。

これは、お金を超低金利のまま預貯
金にしておくと、将来必要なお金が
目減りしてしまうと言うことです。

そうならないための1つの手段に、
『外貨建保険』があります。

超低金利の日本と違って、金利が高
い外貨で運用することで、高い利回
りが得られるのです。但し、保険料
や保険金を外貨で行うため、為替リ
スクや手数料などのデメリットがあ
りますが、メリットも捨てがたいと
思います。

為替金利に興味がある方は、ぜひ、
お声掛け下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→単に現状をお知らせするだけでなく、『その結果、どんな悪影響があるのか?』などを伝えることが今回のポイントです。

 

→そして、悪影響になる原因とその対策を、保険の立場で伝えます。

 

→今回は、『外貨建保険』としましたが、他の方法もあるはずです。

 

→色々が方法があるからこそ、より具体的な方法に絞って伝えてあげましょう。

 

→ポイントは、『お金の価値が目減りすることを、どう防ぐのか?』です。

 

→ここがブレなければ、色々な方法でお伝えしてもかまいません。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則