店頭看板の事例(ストレッチ専門店の足先の冷え) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

ストレッチ専門店さんの『足先の冷え』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

ストレッチ専門店さんが、『足先の冷え対策』をお知らせしている店頭看板です。

 

イラストを使って上手にお知らせしています。

 

できれば、『どんな人にお伝えしたいのか?』を意識してみたいですね。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>足先の冷え

>下肢の硬さが原因かも?

>ストレッチで

>足先から全身ポカポカに

>なりましょう。

>『店名』

 

 

 

→まず、『どんな人にお知らせしたいのか?』からスタートします。

 

→例えば、『寒くなると足先が冷えて、眠りづらくなるあなたに』

 

→このように特定することを嫌がる方がいます。

 

→理由は、その症状だけではないからです。

 

→確かに、他にも『足先の冷え』からくる症状はあります。

 

→しかし、一つの症状を具体的に占めると、イメージしやすくなるのです。

 

→そうすると、他の症状がある人でも、『そうそう、私も足先の冷えで困っている』と感じやすくなります。

 

→なので、最初にイメージしてもらえると、最後の行動の促しがやりやすくなるのです。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(ストレッチ専門店の足先の冷え)

寒くなると足先が冷えて、眠りづら
くなるあなたに

例え、足先をもみほぐして温かくし
ても、すぐにまた冷えてしまいませ
んか?

冷えの原因は足先ではないのです。
実は、冷えは下半身全体の血流の悪
さから起こっています。

これは、寒くなって下半身の筋肉が
硬くなることで血液の動きが悪くな
るからです。

そんな時は、ストレッチが効果的!
ストレッチすることで、筋肉がほぐ
れて、血流がアップし、足先の冷え
が改善されることでしょう。

足先が冷たいな~と思ったら、ぜひ
こちらでラクになって下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→本題に入る前に、『どんな人にお知らせしたいのか?』からスタートすることが今回のポイントです。

 

→これをすると、リアル感が出ます。

 

→そうすると、自分事と感じてもらえるのです。

 

→その上で、本題に入っても遅くはありません。

 

→むしろ、その方がこちらからのメッセージが、スムーズに伝わるはずです。

 

→ちょっとしたことですが、大切なポイントだと思います。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則