こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
整骨院さんの『予約不要』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
整骨院さんが、『予約不要』をお知らせしている店頭看板です。
さらに、『当日飛び込み、大歓迎!』とアピールしています。
ところが、この看板の内容だけでは、ちょっと伝わりにくいです。
もう少し付け加えてみたいと思います。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>ご予約不要!
>当日飛び込み
>大歓迎!
→まず、『どんなお店なのか?』から始めます。
→例えば、『営業時間内であれば、ご予約なしでも施術が可能な整骨院です』
→このように伝えると、分かりやすいと思います。
→そして、『なぜご予約なしでも施術が可能なのか?』を伝えたいですね。
→これは、看板の情報が少ないので、あくまで想像で考えます。
→例えば、『あと何人、あと何分待てばいいのかが、ハッキリ分かるシステムを導入しています』
→この後、さらに説明をして、最後は行動の促しです。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(整骨院の予約不要)
も施術が可能な整骨院です。
『あと何人、あと何分待てばいいの
か?』がハッキリ分かるシステムを
導入しています。
そのため、空き状況がリアルタイム
で分かるので、お電話によるお問い
合せにも、即座の対応ができるでし
ょう。
専用アプリで『もうすぐ施術です』
とお知らせできますので、院内で待
つこともありません。
もしも今、つらい症状を抱えていた
ら、まずはこちらまでご連絡を!
飛び込みも大歓迎ですよ。
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→『お店が言いたいこと』だけ言うのでなく、『お客さんが聞きたいこと』も伝えてあげるのが今回のポイントです。
→それと、『待ち時間』は、今どのお店でも問題になっています。
→なぜなら、お客さんが、『待ち時間』を嫌うからです。
→だから、そこをカバーしてくれるシステムを導入しているお店が増えています。
→『このお店がどうなのか?』、この内容だけでは分かりませんので、勝手に書き進めてしまいましたが、できればそのようなシステムがあれば、さらに良いですね。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則