こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
生花店さんの『ミニ胡蝶蘭』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
生花店さんが、『ミニ胡蝶蘭』をおすすめしている店頭看板です。
胡蝶蘭は有名ですが、『ミニ胡蝶蘭』はあまり知られていません。
なので、この辺りをもう少し付け加えてみたい思います。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>花コトバ
>『幸福が飛んでやってくる』
>大人気のミニコチョウラン
>入荷しました
>お花が咲いた状態で
>1カ月~2カ月弱は楽しめます
>上品な花姿から大人気の花鉢
>贈り物にオススメです
→まず、胡蝶蘭と『ミニ胡蝶蘭』があることを伝えます。
→そして、『ミニ胡蝶蘭』が人気があって、その理由を伝えるのです。
→そうすることで、『ミニ胡蝶蘭』の良さを感じてもらいます。
→そして、『どんな時にオススメなのか?』のタイミングを伝えるといいでしょう。
→最後は、行動の促しです。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(生花店のミニ胡蝶蘭)
な花を思い浮かべますが、今3cm
ほどの小さくて可愛いミニ胡蝶蘭が
人気です。
人気の理由は?
◆コンパクトで色々な場所に置ける
◆色や形が豊富で好みの花を選べる
◆1~2カ月楽しめて管理がラク!
お誕生日などのお祝いの贈り物や普
段使いの自宅用にも楽しめますよ!
花言葉は、幸福が飛んでやってくる
お好みに合う花鉢があるか、店内で
お探し下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→あまり知られていないものを伝えるには、良く知っているものと比較して伝えることが今回のポイントです。
→そして、『人気の理由』を伝えることもポイントになります。
→『人気の理由』が分かると、買う理由ができるのです。
→そうしておいて、『どんなタイミングでオススメなのか?』を伝えると、買うきっかけになります。
→そういう意味では、『人気の理由』と『タイミング』は、必須といえるでしょう。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則