こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
商品やサービスには、必ず価値があります。
その価値は、次の2つに分けられるでしょう。
◆(A)『見える価値』
◆(B)『見えない価値』
(A)の『見える価値』とは、『写真』で見せられるような、『イメージに残る価値』のことです。
例えば、『ビフォー写真』と『アフター写真』を使って、商品やサービスの持つ価値をハッキリ見せることができます。
このような『写真』の使い方は、業績を伸ばしているお店ほど上手でしょう。
しかし、残念ながら、このことに気付いているお店は多くはありません。
なぜなら、お店側から見ると、『ビフォーの現状』が『アフターの結果』になることは、日常的で当たり前だからです。
ところが、『プロにとって、当たり前なこと』ほど、『お客さんにとって、知らないこと』の方が多くあります。
そのため、お店が『写真』で見せな限り、お客さんには『イメージに残らない』ので、ハッキリとした価値に気付いてもらえることができないのです。
多くのお店で『見える価値』ですら、お客さんに示していませんので、(B)の『見えない価値』は、皆無に等しいと考えられます。
ここで言う、『見えない価値』とは、お客さんの気持ちの変化のような、『心に残る価値』のことです。
例えば、『居心地の良いお店の雰囲気』や『スタッフさんの温かい対応』、または『商品やサービスに対する期待感』などになります。
これらは、先程の『見える価値』の時に使った『写真』では、なかなか伝えられません。
なので、昔は、実際に体験してもらわなければいけませんでした。
ところが、最近は、スマホ等の普及でコストを掛けずに、簡単にできるようになったのです。
それが、スマホ等で撮った『動画』になります。
『動画』なら、『居心地の良いお店の雰囲気』や『スタッフさんの温かい対応』、または『商品やサービスに対する期待感』が、リピートしているお客さんに協力して頂くことで伝えることができるのです。
もちろん、実際に体験してもらわなければ分からない部分もあります。
それでも、『動画』で疑似体験は十分できるのです。
しかも、しっかりと作り込めば、例え15秒~30秒の『動画』でも、効果的に伝えることができるでしょう。
どうでしょうか?
つまり、『写真』と『動画』に、『上手く言葉を乗せて伝えること』で、『見える価値』や『見えない価値』までを、まだ一度も来店されていないお客さんに届けられるのです。
そうすると、お客さんからお店を選んでもらえるウリができると言えます。
もしも今、価値の伝え方で悩んでいるとしたら、真っ先に『写真』や『動画』を見直してみませんか?
きっと良い結果が期待できると思いますよ!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
伊丹芳則