売上げを上げるために真っ先に考えることとは? | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

売上げを上げるには、大きく分けて次の4つの要素があると考えています。

 

◆(A)『お金を多くかける』

 

◆(B)『品質を高くする』

 

◆(C)『気分を高める』

 

◆(D)『回数を多くする』

 

 

この4つです。

 

 

 

この4つの中で、売上げを上げやすいのは、(A)の『お金を多くかける』になります。

 

例えば、販促物なら、お金をかけて、沢山行えば売上げが上がるでしょう。

 

例えば、店舗なら、家賃にお金をかけて、人通りが多く、客層が良い所を選ぶといいですね。

 

例えば、人材面なら、給料や時給にお金をかけて、売上げ貢献ができる良い人材を集めることができます。

 

しかし、これらを全てすれば、コストがかかり過ぎて、費用対効果が合わないです。

 

そのため、売上げが上がっても利益がでないことになります。

 

だから、(A)だけでは、売上げを上げ続けることが難しいのです。

 

 

 

つまり、(A)の『お金を多くかける』には、他の要素が必要になります。

 

 

 

まずは、(B)から見て行くと、『品質を高くする』は、『商品そのもの品質を高める』だけではありません。

 

それに関わるヒトの技術やサービスの品質向上も含みます。

 

そして、店舗のリニューアルも一定期間ごとに行うことで、清潔感を保ち続ける必要があるでしょう。

 

また、季節の変化に合わせた雰囲気づくりの飾りつけも重要です。

 

 

 

これらを実現するために必要なのが、(C)の『気分を高める』になります。

 

では、誰の気分を高めるのでしょうか?

 

それはまず、『お客さんの気分を高めること』です。

 

お店にいる間のお客さんの気分を高めることも大切ですが、それだけでなく、お店を出た後の気分も高めることがポイントになります。

 

これができると、お客さんに良い気分が残るので、また来店してもらいやすくなるのです。

 

 

次は、『スタッフさんの気分を高めること』も必要になります。

 

なぜなら、スタッフさんの気分を高めないと、お客さんの気分を高めることができないからです。

 

そのためには、社長さんの気分も高める必要があるでしょう。

 

社長さんの気分が低いと、スタッフさんの気分もお客さんの気分も高めることができないと思って下さい。

 

 

 

(D)の『回数を多くする』は、これらの(A)や(B)や(C)の回数を多くすることです。

 

効果があることを多くして、効果がないことを止めるか少なくするといいでしょう。

 

そして、効果があることは習慣化して、当たり前にできるように広げて行くのです。

 

 

 

一度に全てのことをするのは難しいかもしれません。

 

しかし、優先順位を決めて、できることから始めればいいのです。

 

おすすめは、(C)の『気分を高める』ことになります。

 

なぜなら、(A)や(B)は、お金や時間がかかりますが、(C)の『気分を高める』は、今すぐ変えることができるからです。

 

 

気分を変えるコツは、『フリをする』、『マネをする』、『パクる』などから行います。

 

これをしばらくやり続けていると、そのうちそれが当たり前できるようになるからです。

 

 

 

どうでしょうか?

 

 

 

売上げを上げるために真っ先に考えることは、『気分を良くするには、どうすればよいか?』ではないでしょうか?

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則