こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
道の駅さんの『季節の花』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
道の駅さんが、『季節の花』をおすすめしている店頭看板です。
『花の日はじめました』と、特設コーナーを設けています。
第1弾は、『秋を楽しむ花』です。
花の癒し効果を紹介しています。
できればメッセージとして、具体例を出しながら伝えて行きたいですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>『店名』
>花の日はじめました
>(月1回第1火曜日あたり)※変更の場合アリ
>第1弾
>秋を楽しむ花
>季節を感じる花で
>おうちじかんを彩りませんか?
>お花には疲労、不安、緊張を
>ほぐす効果があります
>ストレス対策にオススメ!
→メッセージにするために、最初は問い掛けから始めます。
→なぜなら、問い掛けることで、無意識に考えてしまうからです。
→例えば、『何気なくお花を目にした時、キレイ、カワイイ、ステキと感じることはありませんか?』
→そして、『実は・・・』と、癒し効果があることを伝えます。
→この後、具体的な秋の花を紹介するといいですね。
→最後は、行動の促しで締めましょう。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(道の駅の季節の花)
カワイイ、ステキと感じることはあ
りませんか?
実はこの時、心が癒され、とてもリ
ラックスした気分になるんですよ!
このようにお花は、疲労や不安、緊
張をほぐす効果があります。
そんな秋に見頃の美しいお花を、お
部屋に飾って、季節感を味わってみ
て下さい。
おすすめ秋の花
◆コスモス(秋を代表する花)
◆ダリア(周囲が華やぐ花)
◆リンドウ(和の雰囲気が出る花)
ちょっと疲れ気味かな~と感じたら
ぜひ、お花の効果を!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→『お店が言いたいこと』を中心にお知らせするのではなく、『お客さんが聞きたいこと』を中心にお伝えするのが今回のポイントです。
→お客さんが聞きやすくするには、メッセージのすると伝わりやすくなります。
→メッセージの流れは、『問い掛け』→『気付き』→『説明』→『具体例』→『行動の促し』です。
→このような流れで伝えると、お客さんがイメージしやすくなります。
→そうすると、興味を持ってもらえるのです。
→メッセージの流れを、ちょっと覚えておくと便利だと思います。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則