こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
アロマ専門店さんの『檜精油』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
アロマ専門店さんが、『檜精油』をおすすめしている店頭看板です。
イラストがとても目立ちます。
シンプルに商品目線のお知らせです。
できれば、これにちょっとだけお客さん目線をプラスしていきたいと思います。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>檜 ひのき
>『店名』の檜精油は高知県 四万十川流域の
>良質な檜から抽出しています。
>疲労回復、消臭、防虫、リラックス
>リフレッシュ、森林浴作用
>今なら、ひのきボール プレゼント
>和精油 檜(5ml)¥1540(込)
→今回は、最後の『ひのきボール プレゼント』につなげる流れを作りたいと思います。
→そのためには、檜精油を使う場所をハッキリさせて、問い掛けるといいでしょう。
→例えば、『玄関は、ご家族が毎日出入りする所だから、いつもクリーンで落ち着ける空間にしておきませんか?』
→この後、檜精油の効果を伝えます。
→例えば、『檜精油は、抗菌、消臭、リラックスパワーがあって、ハウスケアには最適なアロマなんですよ!』
→その上で、商品の説明をして、『今なら、ひのきボールプレゼント』と行動を促します。
【変更後看板の文章】
<例えば>
◆店頭看板の事例(アロマ専門店の檜精油)
だから、いつもクリーンで落ち着け
る空間にしておきませんか?
檜精油は、抗菌、消臭、リラックス
パワーがあって、ハウスケアには最
適なアロマなんですよ!
インテリアとして『ひのきボール』
を一緒に使うと見た目の印象も良く
すっきりした香りで気分もリフレッ
シュしてくれるでしょう。
四万十川流域の良質檜からの和精油
檜(5ml) ¥1540税込
今なら、ひのきボールプレゼント!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→『プレゼント品』を用意している場合は、『そのプレゼント品が欲しいと思うような流れ』にすることが今回のポイントです。
→そのためには、ハッキリと使う場所を決めて、伝えるといいでしょう。
→今回は、『玄関』を使う場所と決めて流れを作りました。
→もちろん、『リビング』でも、『寝室』でも、かまいません。
→ポイントは、場所をハッキリさせて伝えた方が、イメージしやすいところです。
→イメージさえできれば、お客さんは、『自分なら、ここで、このように使いたい』となります。
→イメージしてもらうことが先決で、商品説明はこの後でもいいのです。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則