こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
日本には、大きく分けて『春・夏・秋・冬』と、『季節の変わり目』が、1年間で4回あります。
これをもう少し細かく分けたのが、『二十四節気』です。
これは、『立春』から始まり、『大寒』で終わります。
つまり、『季節の変わり目』が、1年間で24回あることになるのです。
これらの『季節の変わり目』に、話題性のあるメッセージを送ると、お客さんに喜ばれます。
さすがに、1年間に24回というのは無理と思いませんでしたか?
しかし、最近はインターネット環境が充実したため、24回以上でもメッセージを送ることは可能です。
では、どのようなメッセージを送ればいいのでしょうか?
話題性のあるメッセージを送るには、ターゲットを絞り込む必要があるのです。
ここで言う絞り込みとは、単にターゲットそのものを絞り込むのではなく、話題性のあるメッセージを絞り込むことで、ターゲットにイメージしてもらいやすくすることを言います。
なぜなら、イメージしてもらうことで、今までそのことに気付けていなくても、広く想像してもらえて、『自分も一度試してみようかな?』と、拡大解釈してもらえるのです。
つまり、『すでに、その気になっている人』だけでなく、そのことがきっかけで、『まだ気付いていない人』にも、話題性のあるメッセージが届きやすくなります。
とは言え、1年間に24回送るのは大変です。
それでも、少なくても、『春、夏、秋、冬』の4回は、話題性のあるメッセージを伝えてあげて下さいね。
例えば、居酒屋さんの話題性のあるメッセージの場合
<ここから>
9月~11月限定で蔵出ししている、『ひやおろし酒』
春に一度火入れをした後、二度目の火入れをせず、夏の間貯蔵庫で寝かせて、程よく熟成させ、まろやかで丸みのある味わいにします。
◆9月は、飲みやすく、まろやかな味わい
◆11月は、熟成が進み、旨味が増した濃厚な味わい
月が変わるごとに感じる、『ひやおろし酒』の味わいの変化が楽しめます。
11月も残りわずか、早い者勝ちですよ!
<ここまで>
こんな簡単なメッセージだけでも、『すでに、その気になっている人』に、行動してもらうには十分なのです。
また、『まだ気付いていない人』にも、『一度飲んでみたいな~』とか、『このところ外で飲めなかったし、折角だから、この機会に飲んでみようかな』と、イメージしてもらえるので、行動につながりやすくなります。
このように、季節の変わり目のメッセージは届きやすいのです。
だから、伝えないと、実にもったいないことになります。
ポイントは、
◆『どんな人に、呼び掛けて』
◆『どんなことが、体験できるのか?』
◆『なぜ、できるのか?』
◆『それは、いつまでか?』など
このような流れを作れば、効果的なメッセージができると思います。
なぜなら、今を逃すと、もう来年まで待たなければいけないからです。
そんなきっかけとなるメッセージを、お客さんも待っていると思いますよ!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
伊丹芳則