複数の販売促進でお客さんの購買意欲をもっと刺激しよう! | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

『販売促進』という言葉を聞いたことがあると思います。

 

『販売促進』とは、お店がお客さんの購買意欲を刺激し、商品やサービスを購入させる一連の活動です。

 

例えば、チラシやポスティングビラ、DMやクーポン券、POPや店頭看板なども含まれます。

 

最近は、LINE公式アカウントなどのネットを使ったものも多いです。

 

 

これらは、『狭義の販売促進』と言われています。

 

主に、狭い範囲で、特定のお客さんに近づいて、直接的に販売を誘導するやり方です。

 

このやり方で売上げにつなげているお店も多いでしょう。

 

 

 

『狭義』があるのなら、『広義の販売促進』とは、何でしょうか?

 

大きく分けると、次の2つです。

 

 

◆(A)『広報PR』

 

◆(B)『広告宣伝』

 

 

何となく違うのは分かっても、ハッキリとした違いが分からない人も多いです。

 

(A)の『広報PR』とは、主に、マスメディアに取り上げてもらい、お店や商品を不特定多数のお客さんに、無料で報じてもらうものになります。

 

そのためのアプローチツールが、『プレスリリース』です。

 

『プレスリリース』を書く上でのポイントは、次のようになります。

 

まず、主体はあくまでマスメディア側にあることを意識しなければいけません。

 

だから、『社会性』がある情報でアプローチしましょう。

 

その上で、『話題性』のあるストーリーを描き、『意外性』のある商品を提供すると、取り上げられやすいです。

 

それと、『なぜプレスリリースを書くのか?』の目的が、『新規客を獲得するため』だと、今は上手く行きません。

 

なぜなら、これにより集められた新規客は、その後、来店されないことが多いからです。

 

そうではなく、今いる上得意客にアピールするために取り上げてもらいます。

 

そうすると、『社会性のある話題を積極的に発信している意外なお店』と評価されるのです。

 

 

 

一方、(B)の『広告宣伝』とは、自社が主体として発信するため、有料ですが自由なメッセージを届けることができます。

 

『広告宣伝』には、マスメディアへの広告もありますが、コストがかかり大規模企業ならともかく、小規模企業だと費用対効果が合いにくいでしょう。

 

 

そんな小規模企業でも、最近はインターネット広告を使うお店が徐々に増えています。

 

インターネット広告とは、お客さんが検索したキーワードに連動した広告が表示される『プロモーション広告』、『アドワーズ広告』やお客さんが閲覧しているWebページや閲覧履歴に応じた広告が表示される『アドネットワーク広告』などが有名です。

 

こちらも費用対効果のチェックが重要になります。

 

 

 

このように、『狭義の販売促進』だけでなく、『広義の販売促進』とを組み合わせると、お客さんの購買意欲をより刺激できることでしょう。

 

 

どうでしょうか?

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則