店頭看板の事例(整骨院の体調崩れ) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

整骨院さんの『体調崩れ』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

 

【現状の店頭看板の書き方】

 

 

【コメント】

 

整骨院さんが、『自粛生活の体調崩れ』を心配している店頭看板です。

 

外出を制限されて人と会うこともはばかられると、ストレスが溜まります。

 

このストレスこそ体調崩れの原因です。

 

この辺りを少し付け加えたいと思います。

 

 

ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

 

『>』が原文。

 

『→』が説明文。

 

『◆』が変更文。

 

 

 

【現状看板の文章】

 

>『店名』

>引き続き自粛生活や

>リモートワークなどで

>体調崩れてませんか?

>痛みや不調放っておかず

>『店名』へ

>お気軽にご相談下さい

 

 

 

→まず、現状を具体的に伝えます。

 

→例えば、『引き続きの自粛生活で、イライラしてやる気がなくなったり、体がだるくて疲れやすくなったりしていませんか?』

 

→そして、『実は、このような体調不良の多くは、ストレスによるものです』と、ズバリの原因を伝えます。

 

→この後、簡単なストレスの発散方法を伝えてから、『それが難しい方は、当店へご相談下さい』と行動を促しましょう。

 

 

 

【変更後看板の文章】

 

<例えば>

◆店頭看板の事例(整骨院の体調崩れ)

引き続きの自粛生活で、イライラし
てやる気がなくなったり、体がだる
くて疲れやすくなったりしていませ
んか?

実は、このような体調不良の多くは
ストレスによるものです。

飲みにも行けず、人と会うのもはば
かられるなど、ストレスの発散がで
きずに溜まってしまいます。

1日20分程度のウォーキングをす
れば軽減できますが、毎日はちょっ
と難しい!

そんな方は、体の緊張をほぐしに、
当院に来て下さい。体がほぐれると
気持ちも軽くなりますよ!

『店名』『電話番号』『営業時間』

 

 

 

【今回のポイント】

 

→『体調が崩れていませんか?』と問い掛けても、なかなかピンと来ません。

 

→なぜなら、『どのような状態になると、体調が崩れていると言えるのか?』が、人によりバラバラだからです。

 

→なので、現状を具体的に伝えてあげましょう。

 

→その上で、『ズバリの原因』と伝えると、『あっそうか、それが原因なのか』となると、原因の解消がイメージしやすくなります。

 

→それと、簡単なストレス解消策を伝えてから、『それができない方は・・・』と、限定してあげると、より刺激されるでしょう。

 

 

 

こんな感じです。

 

店頭看板の書き方はいろいろあります。

 

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

伊丹芳則