知っているつもり、分かっているつもりになっているあなたに | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。

 

 

『知っている、分かっている』と思っていても、本当は、『知っているつもり、分かっているつもり』になっていることが多いです。

 

<例えば>

 

月末になると、『なぜかお金が足りなくなる』と感じる社長さんは、注意が必要になります。

 

原因として考えられることは、

 

◆(1)『コストの使い過ぎ』

 

◆(2)『割引きなど、安売りのし過ぎ』

 

◆(3)『突発的な故障による設備費や修理費』

 

など、があげられます。

 

 

 

(3)の『突発的な故障』は、ある意味仕方がないかもしれません。

 

しかし、(1)と(2)は、何とかなるはずです。

 

 

 

(1)の『コストの使い過ぎ』は、全員のコスト意識が低いお店で起こります。

 

そんなお店では、『面倒くさい』と感じれば、『まあいいか』と思って、コストは自然と増えて行くのです。

 

この場合、『ムダなコストは、ダメだ!』は、頭では知っていますし、分かっています。

 

しかし、実際は、知っているつもり、分かっているつもりになっていて、ついついコストを使い過ぎて、お金が残らないのです。

 

 

 

(2)の『割引きなど、安売りのし過ぎ』は、『売上げを上げたい』と思った時に、どうしても割引きして安く売ってしまいます。

 

そのため、利益が圧迫されて、お金が残らなくなるのです。

 

この場合も、割引きすると利益が圧迫してしまうのは、知っていますし、分かっています。

 

しかし、『目の前の売上げが欲しい』という『感情』が強くなると、『理性』が負けてしまうのです。

 

結果、知っているつもり、分かっているつもりとなって、違う行動をしてしまいます。

 

 

 

あなたも、このようなことはないでしょうか?

 

 

 

では、このようにならないためには、どうすればいいのでしょうか?

 

 

 

それは、感情に負けない強い力を持つことです。

 

その強い力とは、『自分を信じる力』になります。

 

『自分を信じる力』があれば、目先の出来事で感情が刺激されても、負けないのです。

 

 

 

<例えば>『コストの使い過ぎ』の場合

 

『どんなに面倒くさいと感じても、ムダなコストは使わない』、『自分には、それができる』と信じるのです。

 

 

<例えば>『目先の売上げが欲しい』と思っ時

 

『割引きしなくても、売上げが上げられる』、『自分には、それができる』と信じるのです。

 

 

このように『自分を信じること』ができれば、『コストを使い過ぎる』ことはありませんし、『利益が圧迫される』こともありません。

 

そうすると、お金が残り出すのです。

 

 

 

しかし、なかなかこのように、『自分を信じること』ができない社長さんも多いです。

 

 

そんな社長さんには、同じような悩みで困っていて、それに自信を持って解消している人達の中に身を置くことをおすすめします。

 

自分1人では、信じることができなくても、自分の周りにはそのことを、すでにできている人達がいれば、『自分も信じること』ができるようになるのです。

 

 

 

あなたには、そのような人達が周りにいるでしょうか?

 

もしも、いなくても心配はありません。

 

その気になれば、意外と見つかります。

 

 

但し、その時は、次のような注意が必要です。

 

それは、そんなチャンスに巡り合った時は、迷わず決断して、すぐに行動しましょう。

 

なぜなら、チャンスは、自分の都合に合わせてやって来ないからです。

 

 

それと、最初はなかなか自分を信じられませんが、それでも、繰り返しやり続けていると、必ず『自分を信じること』ができるようになります。

 

 

 

どうでしょうか?

 

 

 

もしも今、目の前の出来事で感情が刺激されて負けそうなら、『自分を信じる力』を持って下さい。

 

それが、自分1人でできないのなら、自信を持って解消している人達の中に身を置いて下さい。

 

そして、そんなチャンスと巡り合ったら、迷わずに決断して下さい。

 

 

それだけで、あなたの現状がガラッと変わり出しますよ!

 

 

 

 

最後まで読んでいただいてありがとうございました。

伊丹芳則