こんにちは、値上げの専門家(中小企業診断士)の伊丹芳則です。
歯科医院さんの『歯周病』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】
歯科医院さんが、『歯周病』についてお知らせしている店頭看板です。
歯科医院さんの『歯周病』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】
歯科医院さんが、『歯周病』についてお知らせしている店頭看板です。
『歯周病は、怖い病気です』
これは、とてもインパクトがありますね。
しかし、いきなりこのように言われても、もう一つピンと来ないのが残念です。
なので、ピンと来さす流れを作ってみたいと思います。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>歯周病(歯槽膿漏)は、怖い病気です!
>呼吸器疾患や糖尿病疾患などと
>結びついていることがわかっています。
>まずは、歯科でチェックしてみて下さい。
→『歯周病は、怖い病気』と分かってもらうためには、まず問い掛けて考えてもらいます。
→例えば、『歯周病をお口の中だけの病気と思っていませんか?』
→このように問い掛けると、『えっ、違うの?』と疑問を持ちます。
→そうしたら、次に、『実は・・・、とても怖い病気なんです』とすれば、ピンと来る流れを読んでもらえるのです。
→この後、それを補足する説明をして、最後に、行動を促します。
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(歯科医院の歯周病)
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(歯科医院の歯周病)
歯周病をお口の中だけの病気と思っ
ていませんか?
実は、歯周病の原因菌が血流を介し
て、脳や心臓、呼吸器などの全身に
影響を与える、とても怖い病気なん
です。
40歳以上の日本人の8割がかかっ
ていると言われていますが、自覚症
状がないので、知らない人が多くい
ます。
朝起きた時、お口の中がねばつくよ
うでしたら、早めに歯周病のチェッ
クをしてみて下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』
ていませんか?
実は、歯周病の原因菌が血流を介し
て、脳や心臓、呼吸器などの全身に
影響を与える、とても怖い病気なん
です。
40歳以上の日本人の8割がかかっ
ていると言われていますが、自覚症
状がないので、知らない人が多くい
ます。
朝起きた時、お口の中がねばつくよ
うでしたら、早めに歯周病のチェッ
クをしてみて下さいね!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→言いたいことをいきなり言うのでなく、お客さんがピンと来るような流れを作ることが今回のポイントです。
→特に、『歯周病』のような自覚症状がない病気は、『自分自身に関係がない』と思っています。
→人は、『自分自身に関係がない』ことには、全く興味を示しません。
→なので、『自分自身に関係がある』ような流れが必要なのです。
→そのための一番簡単なきっかけが、問い掛けになります。
→問い掛けられると、無意識に考えてしまうのです。
→問い掛けられると、無意識に考えてしまうのです。
→そして、こちらのメッセージを読み終えるころには、『ひょうっとして、自分自身にも関係があるかも?』となると、自分事になります。
→この後、一定数の人が、行動を起こすのです。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則
(無理な勧誘はしませんので、安心してご相談下さい)