こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。
SNSの普及に伴い、個人と個人のコミュニケーションが取りやすくなっています。
最近、それがますます活発です。
そのため、色々な情報をSNSのコミュニケーションで取ることが多く見られます。
『お店選び』も、その1つです。
<例えば>
◆Aさん『今通っているお店のこんなところが気に入らないんだけど・・・』
◆Aさん『どこか良いお店を知らない?』
と、Aさんが、Bさんに尋ねると、
◆Bさん『それなら、こんなお店があるんだけど、どう?』
◆Bさん『このお店、〇〇が良くて、こんなことまでやってくれるのよ!』
というような答えが、親しい友達から、すぐに返って来たら、
◆Aさん『ありがとう、それじゃ今度行ってみるね!』
となりやすいでしょう。
このような『口コミ』は、とても強力です。
では、このような『口コミ』をしてもらうには、どうすればいいのでしょうか?
『口コミ』してもらうには、『口コミ』してもらう前に、その人に『信用』されなければいけません。
『信用』されなければ、『口コミ』されることはまず無いと、認識して下さい。
では、どうすれば『信用』されるのでしょうか?
やるべきことは、意外と簡単で、次の2つをすればいいだけです。
それは、
◆(1)『無料でできるサービスを、1つひとつ積み上げること』
◆(2)『有料でできるサービスを、ウソをつかず約束して、責任を持って約束を守ること』
この2つです。
(A)の『無料でできるサービス』とは、お客さんにとって無料でも、お店はお金がかかるサービスになります。
それでも、1円以下でできるものも多いです。
<例えば>
◆『掃除をする』
◆『片付けをする』
◆『笑顔で接する』
◆『挨拶をする』
◆『名前を呼ぶ』
◆『感謝をする』
◆『事情を聞く』
◆『共感をする』など
どうでしょうか?
どれも1円以下でできそうでしょう。
しかし、このような誰でもできることが、『なぜ、信用につながるのか?』、疑問を持った方もいるかもしれませんね。
でも、これが『信用』につながります。
なぜなら、このような誰でもできることを、誰もできないくらいやり続けられると、『信用できる人柄』につながるからです。
また、『信用』のことを考えると、ある程度『お金』がかかる方が、高い効果につながります。
<例えば>
◆『感謝を込めた、お礼状を出す』
◆『ちょっと役に立つ小物を、プレゼントする』
◆『個別対応のお試しサービスを、お節介する』など
他にも、考えれば色々あると思いますので、一度考えてみて下さい。
これらの無料サービスを積み上げた上で、次は、(B)の『有料サービス』を伝えます。
伝え方は、
<例えば>
◆『嫌われることを恐れずに、必要な情報を伝えて、お客さんに選んでもらうこと』
◆『できることは、責任を持って、約束を守ること』
◆『できないことは、うやむやにせず、理由をハッキリ伝えること』など
注意するポイントは、『できること』だけ伝えるのでなく、『できないこと』もハッキリ伝えるところです。
通常、『伝えなければ、ウソをついたことにはなりません』、しかし、『信用』されるには、『伝えないと、ウソをついたのと同じことになる』と、意識して下さい。
このように伝えた後、(B)の『有料のサービス』を行って、その結果、次のようになれば、お客さんに『信用』してもらえます。
それは、
◆『お客さんの気持ちが、良くなった』
◆『お客さんの暮らしが、良くなった』
◆『お客さんの成長に、つながった』など
どうでしょうか?
このようなことを、ちょっと意識するだけで、お客さんに『信用』されます。
そして、そのお客さんから、『口コミ』がどんどん広がって行くことでしょう。
まずは、『無料でできるサービス』から、始めて下さい。
『信用』されるには、時間がかかります。
しかし、一度『信用』されると、その『信用』は継続することでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則