こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。
成功している社長さんと、伸び悩んでいる社長さんとは、『悩み』や『迷い』の対処法が違っています。
『悩み』とは、苦痛を感じた時の苦しみのことです。
何かの行動をしなければいけない時、大部分は納得できても一部に不安があると、その部分が苦しみとなって行動できなくて悩みます。
その不安も大半が取り越し苦労のようなものばかりです。
なので、行動すればほとんどの『悩み』は解決します。
一方、『迷い』とは、思考が混乱していて、頭の中がハッキリしていないことです。
何かの行動をしなければいけない時、『良いか悪いか』が五分五分で判断できないと迷います。
なので、『やるかやらないか』、どちらかを決めるには大変な勇気と覚悟がいるので、ずるずると先送りするのです。
このようなことから、通常は、『悩んだら、すぐ行動せよ』、『迷ったら、行動を止めよ』と言われます。
先程の伸び悩んでいる社長さんは、『悩んでも、すぐ行動しない』、『迷っても、ずっと迷い続ける』、だから、伸び悩むのです。
では、成功している社長さんは、どうかというと、『悩んだら、すぐ行動する』、『迷っても、すぐ行動する』になります。
一見、無謀のように感じますが、ポイントを押さえているのでそうでもありません。
そのポイントは、次の3つです。
◆(1)『できることは、すぐする』
これは当然といえば当然ですよね。
『とにかく行動すること』を重視しているので、動いてから考えることが多くなります。
このように動くと、もちろん失敗も多くなるでしょう。
しかし、失敗を恐れません。
なぜなら、経験則で、最初にできると感じたことは、大した失敗にならないからです。
せいぜい、『格好悪いか、恥ずかしいか』くらいで済みます。
◆(2)『できないことは、しない』
『できないこと』は、あっさりと忘れます。
いつまでも、くよくよ迷いません。
ちなみに、『忘れること』も立派な行動の1つです。
先程の『できること』と『できないこと』の判断は、直感で決めます。
なぜなら、ここを考えると、行動できなくなるからです。
◆(3)『できるかどうか分からないことは、迷わず、すぐする』
ここが、伸び悩む社長さんと一番違うところです。
『上手く行けば、良し』、『上手く行かなくても、その結果から、次の手が打てる』と考えます。
そして、次の手が、『できるのなら、すぐにする』(1)のポイント
次の手が、『できないなら、しない』(2)のポイント
次の手が、『できるかどうか分からないなら、迷わず、すぐする』(3)のポイント
これを繰り返します。
結局、どんな場合でも可能性があると思えば、『すぐに行動する』ことが基本です。
逆に、一番いけないのが、『躊躇して先送りする』ことになります。
この先送りが、『チャンスを逃す』一番の原因になるのです。
それと、成功している社長さんの面白い特徴は、(3)の『できるかどうか分からない時』に現れます。
それは、その時が、『一番ワクワクする』そうです。
もし失敗しても、次の可能性が見つかれば、『ワクワク感』が続きます。
なぜなら、達成した時の喜びが格別のものだからです。
全ての社長さんが、このような『ワクワク感』を感じることはできないでしょう。
しかし、『できることは、すぐする』、『できないことは、忘れる』、これはできるはずです。
どうでしょうか?
もしも今、『悩み』や『迷い』があったとしたら、参考にしてみて下さい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則