店頭看板の事例(タイ古式マッサージ店のほぐし&ストレッチ) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

タイ古式マッサージ店さんの『ほぐし&ストレッチ』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】


 

【コメント】

タイ古式マッサージ店さんが、『ほぐし&ストレッチ』をおすすめしている店頭看板です。
 
特に、冷え性でお悩みのお客さんに、『足湯』からおすすめしています。
 
できれば、もう少し具体的な『誰に』にすると、メッセージが届きやすくなるでしょう。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>靴をぬいで足湯
>冷たくなった足先
>温か~いフットバスで
>ポカポカ!
>その後のほぐし&ストレッチ
>タイ古式マッサージは
>リラックスでき、よくほぐれますよ
>90分 10800円
 
 
 
→では、具体的な『誰に』にするには、どうすればいいのでしょうか?
 
→『冷え性でお悩みのお客さん』を、具体的にするには、そのお客さんの現状を伝えればいいのです。
 
→例えば、『靴下を重ねばきしても冷えがきつくて、寝つきが悪いあなたに』とするのは、どうでしょうか?
 
→このように具体的にすると、『冷え性』がイメージしやすいのです。
 
→例え、このような症状でなかったとしても、『冷え性』を感じてもらうことが大切になります。

→イメージしてもらえれば、次は、プロのあなたが、『その原因を投げ掛ける』といいでしょう。
 
→お客さんは、原因が分かりません。
 
→だから、原因を伝えることが大切になります。
 
→なぜなら、原因さえ分かれば後は、それを解消すればいいからです。
 
→その後、足湯から、タイ古式マッサージの説明をして行きます。
 


【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(タイ古式マッサージ店のほぐし&ストレッチ)
靴下を重ねばきしても冷えがきつく
て、寝つきが悪いあなたに

 

足先の冷えは、運動不足などによる
血流の悪化が原因かも?

冷たくなった足先を温か~いフット
バスで足湯し、タイ古式マッサージ
でほぐし&ストレッチすることで、
血流やリンパの流れが良くなって、
ぐっすりと熟睡できるでしょう。

90分 10800円

『冷えが辛い』と感じたら、我慢せ
ずに、こちらまで!
『店名』『電話番号』『営業時間』




【今回のポイント】

→伝わりやすい店頭看板のコツは、『誰に、伝えているのか?』を、ハッキリさせることがポイントです。
 
→『誰に』をハッキリさせるコツは、伝えたい相手の現状を伝えるといいでしょう。
 
→まず、ここを押さえることで、メッセージが伝わりやすくなります。
 
→その後は、原因と解決策です。
 
→これは、プロの視点で教えましょう。
 
→それと、『その結果どうなるのか?』があれば、お金も払いやすくなります。
 
→最後は、行動の促しも必要です。



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則