こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。
前回のブログ記事、『 信じるか、信じないか、あなた次第! 』で、自分自身を信じる人が、結果を出しやすいと書きました。
また、自分を信じるためには、『今、上手く行っていることを、やり続けることである』とも言いました。
では、そもそも、なぜ上手く行っているのでしょうか?
今回は、その辺りを考えてみたいと思います。
上手く行っているということは、それなりに結果が出ているはずです。
その結果が、どんなに些細なことでも構いません。
自分自身で、良い結果が出ている感じればいいのです。
ここで大切なことは、『良い結果には、その8割を決める原因があること』に気付く必要があります。
時には、その原因が自分自身でも気付かず、『何となく行動していて、何となく良い結果になっていた』ということも多いです。
しかし、それではいけません。
『この結果の原因はこれで、この原因を解消するために、この行動している』と、実感できるようになると自信が出始めます。
多くの人は、この原因に気付いていないから、良い結果が出ないのです。
つまり、『結果と行動に間には、見えない原因がある』ことに気付くと、上手く行くようになります。
ところが、その『見えない原因』には、大きく分けて3つの種類があるため、なかなか気付きにくいのです。
それは、
◆(A)『行動すべき原因』
◆(B)『行動しない原因』
◆(C)『行動できない原因』
この3つです。
(A)の『行動すべき原因』とは、先程の『良い結果の8割を決める原因』になります。
なので、この(A)の原因がハッキリすると、後は、それに対応した行動をするだけで、良い結果につながるのです。
だから、『良い結果から逆算した行動を続けること』で、上手く行くようになり、自分自身を信じることができるようになります。
しかし、その行動には、大抵、(B)の『行動しない原因』が引っ付いているのです。
一般的に言われている言葉として、『リスク』、『失敗』、『危険』などの可能性を伴う原因になります。
例えば、『良い結果は手に入れたいけれど、失敗の恐れがあるので、躊躇する』とかです。
これは、人間の本能なので、仕方ないと言えばそれまでなのですが、ここを克服しない限り、行動はできません。
そんな時は、どうすればいいのでしょうか?
例えば、『自分と同じようなことで困っている人達は、(A)の原因に対応した行動をすることで、どのようになったのか?』を知ることです。
その実績事例を疑似体験することで、(B)の原因を克服しやすくなります。
また、このことで、(B)の『行動しない原因』を克服したとしても、次の(C)の『行動できない原因』を持ち出す人もいるので、なかなか厄介なのです。
それは、『時間がない』、『お金がない』、『やったことがない』などの言い訳として現れることが多いでしょう。
これは、『行動できない原因』と言ってますが、単なる『行動したくない言い訳』にすぎません。
『時間』は作ろうと思えば作れ出せますし、『お金』をかけなくてもできることは沢山あるでしょう。
また、『今までやったことがないことをやるから、良い結果につながるのだ』と、ちょっと勇気を出せばいいだけなのです。
どうでしょうか?
『見えない3つの原因』を理解して頂けたでしょうか?
この3つの原因が分かれば、『良い結果の8割を決める原因』だけに集中して行動して下さい。
これは、自分自身が行動する場合に必要なことですが、周りのスタッフさんが行動する場合も関係して来ます。
もしも(B)や(C)の原因でつまずいていたら、優しく共感してあげて下さい。
そして、一緒になって、(A)の原因を見つけてあげましょう。
そうすることで、あなた自身だけでなく、周りのスタッフさんも、上手く行くようになるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則