店頭看板の事例(ホットヨガ店の体験案内) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

ホットヨガ店さんの『体験案内』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 
 
 

【コメント】

ホットヨガ店さんが、『体験案内』をお知らせしている店頭看板です。

『こんな体験したい方へ』と、体験レッスンのご案内をしています。

この看板は、備え付けのパンフレットを取ってもらうことを目的としているはずです。

なので、これはこれでいいと思います。

では、もしも、備え付けのパンフレットがないとしたら、どうすればいいのでしょうか?


ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>『店名』
>↑ご自由にお持ち下さい ↑この2Fです
>HOTヨガで汗だくに!
>・汗かきたいっ→
>・運動したいっ→
>・何か初めたいっ→
>体験レッスン
>毎日受け付け中!



→備え付けのパンフレットがない場合は、『こんな体験したい方へ』と、体験で呼び掛けるよりも、まずは、『こんな問題が気になるあなたに』と、問題で呼び掛けたいですね。

→その後で、『こんな体験をやりながら、こんな結果になりませんか?』とした方が、体験する必要性が出て来ます。

→そして、『どんな体験ができるのか?』の説明をしましょう。

→この部分は、備え付けのパンフレットに書いてある内容になります。

→それを店頭看板に書くわけです。

→店頭看板は、スペースが限られていますので、ポイントを絞って書かなければいけません。

→最後は、『毎日、体験レッスン受付中!』と、行動を促します。

→それと、『こんな体験のやり方がおすすめですよ』と、教えてあげてもいいですね。



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(ホットヨガ店の体験案内)
冷え性、便秘、下半身のむくみ、ポ
ッチャリおなかが気になるあなたに

ホットヨガで、汗だくになりながら
体質改善してみませんか?

室温40度、湿度40%以上のスタ
ジオで、90分間レッスンしますの
で、普段体験しないような大量の汗
をかきます。

そのため身体から毒素や老廃物が流
れ出て体質が改善するのです。

毎日、体験レッスン受付中!
1回だとキツイで終わる方が多いの
で、3回体験がおすすめです。
『店名』『電話番号』『営業時間』




【今回のポイント】

→『店頭看板に何をさせるのか?』、目的をハッキリさせることが今回のポイントです。

→『備え付けのパンフレットを取らせること』が目的なら、現状の看板でいいと思います。

→『店頭看板だけで連絡してもらうこと』が目的なら、ある程度の流れを書かなければいけません。

→今回の流れは、次のようになります。

→『こんな問題が気になるあなたに』

→『こんな体験をやりながら、こんな結果になりませんか?』

→『ホットヨガはこんな感じの体験ができます』

→『そのため、こんな効果があるのです』

→『毎日、体験レッスン受付中!』

→『こちらからご連絡を』

→こんな感じの流れです。



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則