店頭看板の事例(パチンコ店のLINE@) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

パチンコ店さんの『LINE@』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 
 
 

【コメント】

パチンコ店さんが、『LINE@』をお知らせしている店頭看板です。

最近、この『LINE@』を行うお店が増えて来ています。

看板の中で、『本当に伝いたい事だけ、LINEで送ります』とありますが、これは何でしょうか?

この辺りを具体的に伝えたいですね。


ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>LINE@はじめました
>『パチンコ店名』
>本当に伝えたい事だけ
>LINEでお送ります・・・。
>ID検索『ID番号』
>詳しくはスタッフまで



→『LINE@はじめました』と、『何をはじめたのか?』は、これでよく分かります。

→では、このことを『一体誰に伝えたいのでしょうか?』

→ここをハッキリさせることが先決になります。

→なぜなら、『誰に伝えたいのか?』がハッキリしないことには、『どんな良い情報を発信してもらえるのか?』がイメージできないので、関心を持ってもらえないからです。

→なので、まず『誰に伝えたいのか?』をハッキリさせます。

→例えば、『パソコン台やイベント情報などを知りたいあなたに』としてもいいですね。

→その後に、『LINE@はじめませんか?』と問い掛けます。

→そして、具体的な内容を3つ位伝えると分かりやすいですね。

→そうすれば、その情報が欲しいと思った人は、『LINE@』に登録すると思います。

→最後は、登録してもらえるような行動の促しです。


【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(パチンコ店のLINE@)
パソコン台やイベント情報などを知
りたいあなたに

LINE@はじめませんか?

◆パソコン台の新台情報
◆イベントに合わせた賞品景品情報
◆機種別パチンコ台の狙い所など

LINE@で送ります。

ID検索『ID番号』かQRコード
で簡単に登録できますよ!
気になる方はスタッフまで
『パチンコ店名』




【今回のポイント】

→単に『LINE@はじめました』と伝えるだけでなく、『誰に伝えたいのか?』をハッキリさせて、『どんな良い情報を発信してもらえるのか?』をイメージしてもらうことが今回のポイントです。

→そして、具体的な内容を3つの中で欲しい情報があれば、『LINE@』に登録しやすくなります。

→それと、今回の店頭看板の目的は、『LINE@への登録』です。

→折角、看板の周りに『これでもか?』というくらい、QRコードを示したカードを貼り付けているのですから、『QRコードで簡単に登録できますよ!』と、行動を促すメッセージが必要でしょう。

→もしも、登録ができない方には、『気になる方はスタッフまで』と、こちらも行動を促すメッセージを伝いたいですね。


こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則