こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。
仲介不動産店さんの『DIYができる貸家』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
仲介不動産店さんが、『DIYができる貸家』をお知らせしている店頭看板です。
これは、賃貸物件の新ルールに関するお知らせで、2014年3月に、国土交通省による新しいガイドラインに基づきます。
この背景には、新しいマンション等がどんどん建設されるようになったことで、中古の賃貸物件の空き室が目立ち始めたことにあるでしょう。
そこで、今までの賃貸ルールになかった、このような画期的な取り組みを始めて賃貸市場の活性化を促しています。
しかし、その辺りが全く伝わっていないのが、ちょっと残念です。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>DIYができる
>貸家あります
>(写真)
>お気軽にお尋ね下さい
→では、このような新ルールは、どうしてできたのでしょうか?
→それは、『貸家も自由にリフォームやDIYがしたい』という借主側の望みが多いからです。
→また、貸主側にも、『新しく貸すには、現状のままではダメなので、リフォームしなければいけない、しかし、そのためにはコストがかかる』という悩みがありました。
→『それなら、双方の望みと悩みを解消するには、借主側が自由にリフォームやDIYできるようにすればいい』となったのです。
→そうすることで、貸主側は『コストもかからないので、賃料を安くできる』し、借主側は『自分好みの部屋を自分の予算で行うことで、マイホームに近い感覚になる』と、いいことづくめになります。
→この辺りを、少し伝えてあげると、もっとお客さんに伝わるメッセージとなりますね。
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(仲介不動産店のDIYができる貸家)
【今回のポイント】
→単に『DIYができる貸家がある』と知らせるだけでなく、借主側の『どんな望みが叶えられるのか?』、その貸家には『どんな良さがあるのか?』などを具体的に伝えることが今回のポイントです。
→そのために、借主側が望んでいることで問い掛けると、興味を持ちやすくなります。
→そして、『こんな貸家があるんですよ』と言えば、『本当?、そんな貸家があるの?』となるのです。
→このような貸家物件の新ルールができて、もうじき3年になろうとしていますが、ほとんどの借主さんは知らないでしょう。
→なので、お客さんを刺激するように伝えなければ、お客さんには届きません。
→なぜなら、今までのルールでは、『そんなこと、できない』と思っているからです。
→そして最後に、『良いものから先に決まりますので、早めにご相談を!』と、行動の促しをします。
→もしも、『へえ~、これいいかも』と感じているお客さんがいたら、この最後の言葉はとても刺激的になるはずです。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則
仲介不動産店さんの『DIYができる貸家』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】
仲介不動産店さんが、『DIYができる貸家』をお知らせしている店頭看板です。
これは、賃貸物件の新ルールに関するお知らせで、2014年3月に、国土交通省による新しいガイドラインに基づきます。
この背景には、新しいマンション等がどんどん建設されるようになったことで、中古の賃貸物件の空き室が目立ち始めたことにあるでしょう。
そこで、今までの賃貸ルールになかった、このような画期的な取り組みを始めて賃貸市場の活性化を促しています。
しかし、その辺りが全く伝わっていないのが、ちょっと残念です。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>DIYができる
>貸家あります
>(写真)
>お気軽にお尋ね下さい
→では、このような新ルールは、どうしてできたのでしょうか?
→それは、『貸家も自由にリフォームやDIYがしたい』という借主側の望みが多いからです。
→また、貸主側にも、『新しく貸すには、現状のままではダメなので、リフォームしなければいけない、しかし、そのためにはコストがかかる』という悩みがありました。
→『それなら、双方の望みと悩みを解消するには、借主側が自由にリフォームやDIYできるようにすればいい』となったのです。
→そうすることで、貸主側は『コストもかからないので、賃料を安くできる』し、借主側は『自分好みの部屋を自分の予算で行うことで、マイホームに近い感覚になる』と、いいことづくめになります。
→この辺りを、少し伝えてあげると、もっとお客さんに伝わるメッセージとなりますね。
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(仲介不動産店のDIYができる貸家)
『貸家も自由にリフォームやDIY
ができたらいいのにな~』と思った
ことありませんか?
実は、そんな新ルールの貸家があるん
ですよ!
建物の構造を変えなければ、自分好
みの部屋に変えることができます。
もちろん退去時もそのままでOK!
しかも、賃料が割安なものが多く、
今、大変人気です。
良いものから先に決まりますので、
早めのご相談を!
『店名』『電話番号』『営業時間』
ができたらいいのにな~』と思った
ことありませんか?
実は、そんな新ルールの貸家があるん
ですよ!
建物の構造を変えなければ、自分好
みの部屋に変えることができます。
もちろん退去時もそのままでOK!
しかも、賃料が割安なものが多く、
今、大変人気です。
良いものから先に決まりますので、
早めのご相談を!
『店名』『電話番号』『営業時間』
【今回のポイント】
→単に『DIYができる貸家がある』と知らせるだけでなく、借主側の『どんな望みが叶えられるのか?』、その貸家には『どんな良さがあるのか?』などを具体的に伝えることが今回のポイントです。
→そのために、借主側が望んでいることで問い掛けると、興味を持ちやすくなります。
→そして、『こんな貸家があるんですよ』と言えば、『本当?、そんな貸家があるの?』となるのです。
→このような貸家物件の新ルールができて、もうじき3年になろうとしていますが、ほとんどの借主さんは知らないでしょう。
→なので、お客さんを刺激するように伝えなければ、お客さんには届きません。
→なぜなら、今までのルールでは、『そんなこと、できない』と思っているからです。
→そして最後に、『良いものから先に決まりますので、早めにご相談を!』と、行動の促しをします。
→もしも、『へえ~、これいいかも』と感じているお客さんがいたら、この最後の言葉はとても刺激的になるはずです。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則