店頭看板の事例(バッグ専門店のクリスマスプレゼント) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

バッグ専門店さんの『クリスマスプレゼント』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 
 
 

【コメント】

今日はクリスマスですね。

1カ月以上前から、バッグ専門店さんが、『クリスマスプレゼント』に革製品をおすすめしています。

サンタのイラストがとても目立っていていいですね。

『大切な方へ、クリスマスプレゼントを』と、シンプルですがしっかり呼び掛けています。

では、『なぜプレゼントに革製品がいいのでしょうか?』



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>大切な方へ(友人、恋人、上司、家族)
>クリスマスプレゼント
>ブックカバー ¥4500+税
>キーケース ¥5200+税
>2つ折り ¥7800+税
>長ザイフ ¥12000+税
>ペンケース ¥2800+税
>ポーチ ¥1800+税



→『革製品』はプレゼントに人気です。

→では、『なぜ人気なのか?』

→ここを、ちょっと伝えるだけで、興味を持たれやすくなります。

→それと、紹介されている商品が比較的お求めやすい価格なので、このターゲットは、『学生さん』か、『20代社会人さん』のようですね。

→であれば、『予算の目安』などを書いてあげれば、選びやすいと思います。

→その後に、『予算の目安』にあった、商品を紹介してあげましょう。

→最後は、店内に入ってもらうような促しが必要です。



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(バッグ専門店のクリスマスプレゼント)
あなたの大切な方に、革製品をクリ
スマスプレゼントしてみませんか?
革製品が人気の理由は、長く使えて
変化を楽しめるところと、毎日持ち
歩いてもらえるところです。

プレゼント予算の目安は、
◆学生さん 5千~1万円
◆20代社会人さん 1万~2万円
例えば、
◆ブックカバー ¥4500+税
◆キーケース ¥5200+税
◆2つ折りサイフ ¥7800+税
◆長ザイフ ¥12000+税

その他、カラフルな色味や手触りに
こだわった品が一杯!
店内で手に取ってお確かめ下さい。
『店名』『電話番号』『営業時間』




【今回のポイント】

→『大切な方へ、クリスマスプレゼントを』と、呼び掛けるだけでなく、『なぜプレゼントに革製品がいいのか?』を伝えることが今回のポイントです。

→例えば、今回の理由は、『長く使えて変化を楽しめるところと、毎日持ち歩いてもらえるところ』になります。

→特に、『毎日持ち歩いてもらえるところ』は、プレゼントする側からすると嬉しいですね。

→もしも、恋人ならば、『あなたといつも一緒にいたい』という想いが伝わりやすいと思います。

→どうでしょうか?

→それと、『プレゼント予算の目安』も意外と喜ばれます。

→年代にあった予算を教えてあげれば、不安なくその範囲で決めてもらえるはずです。



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則