店頭看板の事例(美容室の白髪染め) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

美容室さんの『白髪染め』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 
 
 

【コメント】

美容室さんが、『和漢彩染』という白髪染めをおすすめしている店頭看板です。

『和漢彩染』とは、ヘアカラー、ヘアマニキュア、ヘナに続く第4のカラー剤と言われています。

ヘナでできなかった『おしゃれ染め』ができると、注目されているようです。

世間では、まだ浸透されていない白髪染めの『和漢彩染』なので、『ヘナ』と比べながら伝えると分かりやすいと思います。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>和漢彩染(わかんさいせん)
>頭皮と髪を傷めないことに
>こだわった白髪染め!
>初回¥9980(税込)
>(和漢彩染+シャンプーブロー)
>※料金一律 要予約
>『電話番号』



→まず、『どんな方におすすめなのか?』で呼び掛けます。

→そして、『今までの白髪染めで満足されていますか?』と問い掛けて、『ヘナ』との関連で、『和漢彩染』の違いを伝えていきましょう。

→こうすることで、『ヘナ』を体験した人には、伝わりやすくなります。

→もしも、『ヘナ』も体験していない人であったとしても、何も比べるものがないよりは、理解しやすいのです。

→最後は、ご予約のための『店名』『電話番号』『営業時間』があれば予約しやすいと思います。



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(美容室の白髪染め)
地肌が弱く、自然志向の白髪染めを
お探しのあなたに

今までの白髪染めで満足されていま
すか?

ヘナに続き、今注目されているのが
和漢彩染(わかんさいせん)です。

カラーが豊富にあり、色持ちがいい
ので、ヘナではできなかったおしゃ
れ染めができますよ!

和漢彩染+シャンプーブロー
初回 ¥9980(税込)

痛まない、臭わない、低刺激の白髪
染めの体験は、こちらご相談を!
『店名』『電話番号』『営業時間』




【今回のポイント】

→世間でまだ浸透されていない白髪染めの『和漢彩染』をおすすめする場合は、すでに浸透している『ヘナ』と比べながら伝えることが今回のポイントです。

→そうすると、『ヘナ』と同じところと、『ヘナ』と違うところを説明することで、『和漢彩染』の理解が早まります。

→特に、『ヘナ』と違うところを、今回のウリにすれば、『一度体験してみようかな』となりやすいです。

→今回のウリは、『ヘナではできなかったおしゃれ染めができる』になります。

→『そうよね、やっぱりおしゃれ染めもしてみたいよね』というお客さんには、興味を持ってもらえるのです。

→こうなると、『和漢彩染』という初めての白髪染めがより身近に感じて、予約へとつながりやすくなります。



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則