店頭看板の事例(居酒屋店の花火大会) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

居酒屋店さんの『花火大会』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 
 
 

【コメント】

居酒屋店さんが、夏のイベントの『花火大会』をお知らせしている店頭看板です。

このようなイベントを利用しているお店は少ないと思います。

そんな中、しっかりと、『今年の関西で予定される主な花火大会』をお知らせして、来店までつなげているところがすごいです。

できれば、『ゆかたを着ているイメージが湧く』ような投げ掛けがあるといいですね。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>天神祭 7/25(月)
>PL花火 8/1(月)
>淀川花火 8/6(土)
>みなとこうべ花火大会 8/6(土)
>びわ湖花火大会 8/8(月)
>ゆかたでご来店頂くと良いことがあるかも




→『ゆかたを着ているイメージが湧く』ような投げ掛けとは、例えば、『ゆかたでのデートもいいし、お友達とのお出かけも・・・』、こんな感じになります。

→来店のポイントは、『花火大会と言えば、ゆかた』、なので、『ゆかたでご来店頂くと良いことがあるかも』という流れです。

→このように来店するまで、どんな良いことがあるのか分からなくするのもいいのですが、ここは、『〇〇を無料プレゼント!』とシンプルに伝えてもいいような気がします。

→そして、花火大会の日程をお知らせして、最後に、『こんな姿もこんな姿も大歓迎ですよ!』と、さらに、『ゆかたを着て来店しているイメージが湧く』ような投げ掛けをして、行動を促しましょう。



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(居酒屋店の花火大会)
今年も花火大会がやって来ました!

ゆかたでのデートもいいし、お友達
とのお出かけも楽しみですね。当日
ゆかたでご来店頂くと、〇〇を無料
プレゼント!

◆天神祭 7/25(月)
◆PL花火 8/1(月)
◆淀川花火 8/6(土)
◆みなとこうべ花火大会 8/6(土)
◆びわ湖花火大会 8/8(月)

カチッと着こなすか、ちょこっと着
崩すか、どちらも大歓迎ですよ!
『店名』『電話番号』『営業時間』




【今回のポイント】

→夏のイベントの『花火大会』を利用しているお店が少ないので、このような店頭看板は、とてもいいと思います。

→できれば、『ゆかたを着ているイメージが湧く』ような投げ掛けがあるともっといいですね。

→今回のポイントは、『花火大会と言えば、ゆかた』、なので、『ゆかたでご来店頂くと良いことがあるかも』という流れです。

→ここは、『〇〇を無料プレゼント!』とシンプルに伝えてもいいような気がします。

→最後に、『こんな姿もこんな姿も大歓迎ですよ!』と、さらに、『ゆかたを着て来店しているイメージが湧く』ような投げ掛けも忘れずに。

→どうでしょうか?

→季節のイベントを利用した店頭看板は、とても強力です。

→あなたのお店でも、季節のイベントと絡めて考えてみませんか?



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則