店頭看板の事例(生花店のプロポーズの日) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

生花店さんの『プロポーズの日』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 
 
 

【コメント】

今日は、『プロポーズの日』です。

この看板で始めて知りました。

そんな『プロポーズの日』を、生花店さんが、店頭看板でお知らせしています。

ちょっと調べてみると、6月に結婚すれば幸せになるジューンブライドにちなんで、『なかなかプロポーズに踏み出せないカップルのきっかけとなる日になるように』という願いを込めて作られた日のようです。

なので、この辺りを少し加えてみたいと思います。


ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>6/5(日) 6月第1日曜日
>プロポーズの日
>幸せな結婚に向けて
>プロポーズするきっかけに
>と制定されました。
>花束と一緒に
>プロポーズを!



→まず、『こんなあなたに』、『6月5日(日)がプロポーズの日ってご存知でしたか?』と、オーソドックスに呼び掛けたいですね。

→そして、『プロポーズの日』の簡単な説明をします。

→その上で、『本気の想いを伝えるのなら、花束と指輪の準備はお忘れなく!』と、商品につなげましょう。

→できれば、予約をしてもらって、事前に用意してあげるほうがいいですね。

→なので、『店名』と、『電話番号』と、『営業時間』は、必ず書きましょう。



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(生花店のプロポーズの日)
プロポーズを決意してもタイミング
が分からず足踏みしているあなたに

6月5日(日)がプロポーズの日っ
てご存知でしたか?

6月に結婚すれば幸せになるジュー
ンブライドにちなんで、6月の第1
日曜日に制定されました。

『結婚して欲しい』と本気の想いを
伝えるのなら、花束と指輪の準備は
お忘れなく!

花束は、ご予約頂くとご都合の良い
時間にご用意できます。
『店名』『電話番号』『営業時間』




【今回のポイント】

→『こんなあなたに』、『6月5日(日)がプロポーズの日ってご存知でしたか?』と、オーソドックスに呼び掛けることが今回のポイントです。

→女性が喜ぶプロポーズのタイミングにはいろいろあります。

→(1)『2人が付き合った記念日』

→(2)『彼女の誕生日』

→(3)『クリスマス』

→(4)『バレンタインデー』

→(5)『ホワイトデー』

→でも、(1)と(2)が6月でなければ、6月にプロポーズできないのです。

→そんな時は、『プロポーズの日』に思い切ってプロポーズしてみてはいかがでしょうか?

→『今日は、こんな日で、こんな意味があるんだよ』と伝えれば、ちょっとしたサプライズになると思いますよ。



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則