こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。
眼鏡店さんの『酸素めがね』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】
【コメント】
大手眼鏡店さんが、『革命的なメガネフレームを発売した』とお知らせしている店頭看板です。
なので、どうしても商品に視点が行きがちになります。
しかし、お客さんからすると、その商品が自分と、『どんな関係があるのか?』が分からなければ、『へぇ~』で終わってしまうことが多いので、もったいないですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>メガネの革命
>『酸素めがね』
>発売中!
>酸素めがねとは?
>光誘起透明コーティングにより
>めがね周辺に酸素を多く
>集めるためドライアイや
>眼精疲労の予防になります。
→いきなり商品のことを言う前に、『お客さんと商品に、どんな関係があるのか?』をハッキリさせたいですね。
→では、どうすればいいのでしょうか?
→関係をハッキリされるためには、まず、『この商品である対策はお客さんのどんな問題を解決してくれるのか?』を考えます。
→今回の場合は、『ドライアイや眼精疲労で、目が疲れやすい』という問題を解決してくれるとしましょう。
→そうしたら、『こんな問題で悩んでいるお客さんは、どんな人なのか?』を考えるのです。
→例えば、『1日中スマホやパソコンで目を酷使している人』だったとしましょう。
→これで、『対策(商品)』→『問題(悩み事)』→『対象(お客さん)』がハッキリします。
→そうすれば、『対象(お客さん)』に呼び掛けて、『問題(悩み事)』で問い掛けて、『対策(商品)』をオススメすればいいのです。
→その上で、現状の看板の説明をして行けば、お客さんと商品がつながります。
→最後は、お客さんをお店に誘導しましょう。
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(眼鏡店の酸素めがね)
【今回のポイント】
→『革命的なメガネフレーム』だからといって、いきなり商品に視点を当てるのでなく、ちゃんと『お客さん→悩み→商品』という流れを作るのが今回のポイントです。
→このような流れを作ると、『最近、目がショボショボしていたので、こんなメガネがあるのなら、一度試してみようかな?』と、お客さんと商品がつながりやすくなります。
→つまり、『へぇ~』と情報収集で終わるのでなく、『えっ、そんなメガネがあるの?』と驚きの体験を期待させるのです。
→そんな期待を持つと、その商品を確かめたくなります。
→それと、今回のような機能は目に見えないので、お客さんにイメージしてもらいにくいです。
→なので、『メガネ形をした加湿器のようなイメージです』と、イメージしやすい表現にしています。
→もちろん、だからといって買ってもらえるとは限りません。
→しかし、イメージできると商品を手に取ってもらいやすくなるのです。
→どうか、商品をお知らせするだけでは、関心を持ってもらえないことを注意して下さい。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則
眼鏡店さんの『酸素めがね』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。
【現状の店頭看板の書き方】

【コメント】
大手眼鏡店さんが、『革命的なメガネフレームを発売した』とお知らせしている店頭看板です。
なので、どうしても商品に視点が行きがちになります。
しかし、お客さんからすると、その商品が自分と、『どんな関係があるのか?』が分からなければ、『へぇ~』で終わってしまうことが多いので、もったいないですね。
ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。
『>』が原文。
『→』が説明文。
『◆』が変更文。
【現状看板の文章】
>メガネの革命
>『酸素めがね』
>発売中!
>酸素めがねとは?
>光誘起透明コーティングにより
>めがね周辺に酸素を多く
>集めるためドライアイや
>眼精疲労の予防になります。
→いきなり商品のことを言う前に、『お客さんと商品に、どんな関係があるのか?』をハッキリさせたいですね。
→では、どうすればいいのでしょうか?
→関係をハッキリされるためには、まず、『この商品である対策はお客さんのどんな問題を解決してくれるのか?』を考えます。
→今回の場合は、『ドライアイや眼精疲労で、目が疲れやすい』という問題を解決してくれるとしましょう。
→そうしたら、『こんな問題で悩んでいるお客さんは、どんな人なのか?』を考えるのです。
→例えば、『1日中スマホやパソコンで目を酷使している人』だったとしましょう。
→これで、『対策(商品)』→『問題(悩み事)』→『対象(お客さん)』がハッキリします。
→そうすれば、『対象(お客さん)』に呼び掛けて、『問題(悩み事)』で問い掛けて、『対策(商品)』をオススメすればいいのです。
→その上で、現状の看板の説明をして行けば、お客さんと商品がつながります。
→最後は、お客さんをお店に誘導しましょう。
【変更後看板の文章】
〈例えば〉
◆店頭看板の事例(眼鏡店の酸素めがね)
1日中スマホやパソコンで目を酷使
しているあなたに
ドライアイや眼精疲労で目が疲れや
すくありませんか?
そんな時は、『酸素めがね』という
画期的なメガネがオススメです。
フレームに特殊コーティングを施し
メガネ周辺に酸素と水蒸気を集めて
ドライアイや眼精疲労を予防する。
言わば、メガネの形をした加湿器の
ようなイメージです。
店内でご覧になって下さいね。
しているあなたに
ドライアイや眼精疲労で目が疲れや
すくありませんか?
そんな時は、『酸素めがね』という
画期的なメガネがオススメです。
フレームに特殊コーティングを施し
メガネ周辺に酸素と水蒸気を集めて
ドライアイや眼精疲労を予防する。
言わば、メガネの形をした加湿器の
ようなイメージです。
店内でご覧になって下さいね。
【今回のポイント】
→『革命的なメガネフレーム』だからといって、いきなり商品に視点を当てるのでなく、ちゃんと『お客さん→悩み→商品』という流れを作るのが今回のポイントです。
→このような流れを作ると、『最近、目がショボショボしていたので、こんなメガネがあるのなら、一度試してみようかな?』と、お客さんと商品がつながりやすくなります。
→つまり、『へぇ~』と情報収集で終わるのでなく、『えっ、そんなメガネがあるの?』と驚きの体験を期待させるのです。
→そんな期待を持つと、その商品を確かめたくなります。
→それと、今回のような機能は目に見えないので、お客さんにイメージしてもらいにくいです。
→なので、『メガネ形をした加湿器のようなイメージです』と、イメージしやすい表現にしています。
→もちろん、だからといって買ってもらえるとは限りません。
→しかし、イメージできると商品を手に取ってもらいやすくなるのです。
→どうか、商品をお知らせするだけでは、関心を持ってもらえないことを注意して下さい。
こんな感じです。
店頭看板の書き方はいろいろあります。
納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則