店頭看板の事例(駅中カフェ&バーのご案内) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

駅中カフェ&バーさんの『ご案内』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 
 
 

【コメント】

駅中にあるカフェ&バーさんが、『帰りに一杯いかがですか?』と呼び掛けている店頭看板です。

お酒好きには、たまらない呼び掛けになりますね。

この呼び掛けだけでも、その気になる人がいると思うのですが、『おすすめの理由』なども、できればお伝えしたいですね。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>帰りに一杯いかがですか?




→とても短い言葉ですが、『お酒好き』には、これだけで十分かもしれませんね。

→でも、『なぜおすすめするのか?』などの理由なども伝えると、またひと味違った看板になると思います。

→そのためには、『おすすめの理由』、『提供内容』、『行動の言い訳』などを付け加えたいですね。

→そうすることで、『お酒を飲むシーン』が広がりますので、さらに興味が湧いてくると思います。



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(駅中カフェ&バーのご案内)
仕事帰りに『ちょっと一杯飲みたい
な~』と思ったら、ぶらっと立ち寄
ってみませんか?

おウチで飲むより日常を離れてホッ
と、一息つくお酒も楽しいですよ!

当店自慢の生ビールやワイン、ウィ
スキーなどお好きなお酒が豊富!
お酒に合う料理もバッチシです。

一杯だけでもたっぷり飲んでも、駅
ナカなので帰りの電車の心配がいり
ませんよ!
『店名』『営業時間』




【今回のポイント】

→『問い掛け』だけではなく、『おすすめの理由』、『提供内容』、『行動の言い訳』なども付け加えて、『お酒を飲むシーン』を広げて興味を湧かせることが今回のポイントです。

→興味を湧かせないと、『ちょっと一杯飲もうかな~』、『でも、家で飲もう』となってしまいます。

→『おすすめの理由』を伝えることで、『そうだな、家よりも、ここで飲むほうが雰囲気でるよな』となれば、立ち寄ってもらえるのです。

→この違いは大きいと思います。

→そもそもお酒が好きなのですから、何か言い訳があればいいのです。

→であれば、その言い訳を作ってあげることもサービスになります。

→どうでしょうか?



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則