店頭看板の事例(家庭教師のご案内) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

家庭教師さんの『ご案内』に関する気になる手配りビラの事例を紹介します。

【現状の手配りビラの書き方】

 
 
 

【コメント】

家庭教師さんが、『勉強嫌いのお子さんを持つお母さんに』お知らせしている手配りビラです。

なかなか良く出来ています。

今回は、こんな手配りビラを参考に、『もしも、店頭看板を書くとしたらどうなるのか?』

を考えてみたいと思います。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>小中高対象、家庭教師の『店名』は
>成績が平均点以下の子専用の家庭教師です!
>『スタッフさんの写真』
>うちの子、本当にやる気がないけど大丈夫?
>『ゲームや部活、自分の好きな事なら集中力は抜群、だから、けっして頭が悪いわけじゃないのよね。勉強さえやる気になってくれれば、もっと出来るはずなのに・・・』
>というお母さん方のお悩みをよく聞きますが・・・
>実は、やる気がないわけではないんです。
>ただ、やり方が分からないだけなんです!
>今すぐチェック!
>・勉強へのやる気がない
>・分からない所が分からない
>・塾では成果が出てない
>・部活と両立が難しい
>・家では勉強しているのを見た事がない などなど
>とくに勉強なんか大嫌いというお子さんほどお任せください。
>『スタッフさんの写真』
>勉強嫌いな子が大逆転できる力をつける
>授業を無料でお試しいただけます!
>詳しくは中面へ→




→こんな感じで、これを読んだお母さんは、『確かに自分の子供も一緒だあ~』となりやすいと思います。

→このように内容が濃い手配りビラを参考に、店頭看板を作る場合に便利なものが、『店頭看板の基本の骨格と流れ』です。

→何回もお伝えしているのですが、【誰に】→【問題】→【原因】→【対策】→【結果】→【行動】、この基本の骨格と流れで、考えてみたいと思います。

→まずは、【誰に】です。

→手配りビラの情報から拾い上げると、『こんなお母さんに』となります。

→『成績が平均点以下のお子さんをお持ちのお母さんに』

→『うちの子、本当にやる気がないけど大丈夫かしらと、心配なお母さんへ』

→『とくに勉強なんか大嫌いというお子さんをお持ちのお母さんに』

→『勉強嫌いなお子さんが大逆転できる力を身に付けさせたいお母さんに』

→などなど、色々と考えられます。

→流れは同じですが、どのお母さんを選んで呼び掛けるかで、伝える内容がちょっとづつ変わって来るのです。

→この後、こんな感じで基本の骨格と流れを作ります。



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(店の)
『うちの子、ゲームや部活の話は好
きだけど、勉強の話をすると嫌がる
のよね・・・』というお母さんへ

『このままやる気がなくて大丈夫か
しら』と思ったことありませんか?

実は、やる気がないのでなくて、
やり方が分からないだけなんです。

家庭教師の『店名』は、そんな勉強
嫌いな、小中高のお子さんの実力を
引き出すことを得意としています。
只今、お子さんにピッタリのやり方
が分かる無料お試し授業を実施中!

『お試し授業希望』とフリーダイヤ
ルでお電話下さい。
『店名』『電話番号』『担当者名』




【今回のポイント】

→内容の濃い手配りビラを、【誰に】→【問題】→【原因】→【対策】→【結果】→【行動】、この基本の骨格と流れで整理して、店頭看板に作り替えることが今回のポイントです。

→手配りビラでは、紙面にゆとりがあるので、色々な情報を伝えることができますが、店頭看板では、スペースに限りがあるので、上手くまとめないと収まりきれません。

→今回の事例の場合も、かなりのスペースを取りましたが、何とか収まるかと思います。

→このように、店頭看板だけで伝える内容をまとめることもできますが、『詳しくは、備え付けの手配りビラをご覧ください』として、【誰に】→【問題】→【原因】→【対策】までを、店頭看板でお知らせすることもできるのです。

→なので、このような手配りビラがある場合は、店頭看板も一緒に作成されることをオススメします。

→なぜなら、手配りビラよりも店頭看板のほうが、よく目立つからです。



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則