店頭看板の事例(接骨院の肩甲骨はがし) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

接骨院さんの『肩甲骨はがし』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 
 
 

【コメント】

接骨院さんが、『肩甲骨はがし』のオススメをしている店頭看板です。

『肩甲骨はがしって何?』

と一瞬思いましたが、【問題】→【対策】と、とてもシンプルで分かりやすい看板だと思います。

特に、【問題】のところのイラストがいいですね。

販促物の伝え方をよく分かっているから、あえてシンプルにしているのだと思います。

でも、ここは一旦、『基本に戻って考えると、どうなるのか?』をチャレンジしてみたいですね。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>ココとか、ココとか、つらくないですか?
>30分3000円税込
>背中のしんどいのん
>首のしんどいのん
>肩甲骨はがし
>オススメです!



→基本に戻るとは、次のような流れのことを考えています。

→【誰に】→【問題】→【原因】→【対策】→【結果】→【行動】

→この6つの要素を含む流れが基本です。

→もちろん、この流れが正しいと言っているのではありません。

→このような流れが分った上で、現状のように、大切なところを【問題】→【対策】とシンプルにすると伝わりやすくなるのです。

→でも、この基本の流れを理解せず、【問題】→【対策】と安易に伝えると、なかなか上手く伝わりません。




【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(接骨院の肩甲骨はがし)
肩こりがひどく、姿勢が悪いと言わ
れたことがあるあなたに
 矢印の部分にコリを感じませんか?
これは肩甲骨の筋肉が硬くなってい
るのが原因です。
そんな時は『肩甲骨はがし』という
コリをほぐすストレッチで気持ちよ
くなりますよ!
30分 ¥3000(税込)
長時間のデスクワークをした後は、
リフレッシュしに来て下さいね。
『店名』『電話番号』『営業時間』




【今回のポイント】

→【誰に】→【問題】→【原因】→【対策】→【結果】→【行動】、この6つの要素を含む流れを作って考えることが今回のポイントです。

→【誰に】肩こりがひどく、姿勢が悪いと言われたことがあるあなたに

→【問題】矢印の部分にコリを感じませんか?

→【原因】これは肩甲骨の筋肉が硬くなっているのが原因です。

→【対策】そんな時は『肩甲骨はがし』

→【結果】コリをほぐすストレッチで気持ちよくなりますよ!

→【行動】長時間のデスクワークをした後は、リフレッシュしに来て下さいね。『店名』『電話番号』『営業時間』

→このような基本の流れを考えてから、今回は、【問題】→【対策】→【結果】にしよう。

→とすれば、看板の大きさに合わせたメッセージを書くことができます。



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則