こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。
思うように売上げを上げることができなくなると、『どうすればいいのか?』分からなくて、悩んでしまう社長さんが多くいます。
『なぜ、結果がでないのでしょうか?』
今日は、この事について考えてみたいと思います。
結果がでない原因は、主に次の3つです。
(1)◆やり方が間違っている場合
(2)◆行動が不足している場合
(3)◆行動していない場合
結果はコントロールできませんが、原因はコントロールできます。
なので、それぞれの原因を調べることで、対応策を考えて行くのです。
(1)◆やり方が間違っている場合
お店では、何らかのやり方で売上げを上げる努力をしていると思います。
しかし、そのやり方で昔はうまくいったが、それがだんだんうまくいかなくなってきたとしたら、それは『やり方が間違っている』かもしれません。
今すぐ、やり方を変える必要があります。
ここで、すぐに『どうすれば・・・』とやり方を探そうとしますが、そうではなく、『今、何をやり続けているのか?』に焦点を当てて、現状をチェックして欲しいのです。
『何をやり続けているのか?』という現状のことを考えていくと、『なぜ、やっているのか?』という想いのことを考えるようになります。
ここが一番大切です。
なぜなら、『なぜ、やっているのか?』が分かれば、その想いに合うやり方を、探せばいいからです。
あなたは、意識していないと思いますが、『何かをやり続けていること』は、素晴らし能力になります。
あとは、『なぜ、やっているのか?』に合う、やり方をやればいいだけです。
(2)◆行動が不足している場合
やり方は、あっていたとしても、行動量が不足していても、思うように結果が出ません。
そんな時に、大切な指標が『反応率』です。
<例えば>
手配りビラを毎月5000枚配って、50名のお客さんを集めていたとすると、『反応率』は、50÷5000=1%です。
『反応率1%』は、悪くない数字なので、やり方は間違っていないと思います。
それでも、思うような結果が出ないのは、行動が不足しているのです。
そんな時は、単純に毎月5000枚を2倍の10000枚にして、行動を増せばだけと考えます。
しかし、この『反応率1%』が、悪いかどうか分からなければ、2倍の行動はできません。
また、2倍の行動をすればいいのは分かるけど、『そんな2倍も配れない』と、行動しない言い訳を考えていても行動できません。
どんなに問題があっても、結果を出せるやり方をやっていたら、あとは行動すればいいだけなのです。
『反応率』を信じて、行動を増やして行きましょう。
(3)◆行動していない場合
頭ではやり方が分っていても、『感情』が邪魔をして行動していない時は、厄介です。
例えば、今までのやり方から、新しいやり方に変えようとする時は、『未体験の不安』や、『失敗への恐怖』という感情が邪魔をして、決断できず、新しいやり方になかなか変えることができない場合があります。
原因の一つは『自信のなさ』です。
この『自信が持てない』という感情が邪魔をします。
これは、やり方の問題ではありません。
『感情がイヤ』と言って、拒否しているのです。
これを克服するには、2つの方法があります。
◆一つは、『根拠のない自信を持つ』ことです。
もし、一人で持てない場合は、そのように感じさせてもらえる環境に行くことが有効になります。
<例えば>
同じような課題を持つ人達の勉強会に参加するとか、新しいことをチャレンジする仲間を作って交流し合うとか、相談できる人と話し合う機会を持つとか、そのような環境に行く事で簡単に作ることができるのです。
◆もう一つは、『新しいやり方で、実績を積み上げる』ことです。
少なくとも、3カ月~6カ月は時間がかかりますが、しっかりと実績を積み上げながら準備することで、自信を持つようになれます。
このようなお話すると、『そんなに時間は、待てません』と言われる方が多いです。
でも、『感情が邪魔をして行動できない』場合は、根拠のない自信を持って思い切るか、3カ月~6カ月しっかり時間をかけるかしかありません。
思い切ることも時間をかけることもできないから、結局、いつまでたっても新しいやり方ができないのです。
思うような結果がでないと感じたら、次の3つをチェックして見て下さい。
(1)◆やり方が間違っていないか?
(2)◆行動が不足していないか?
(3)◆行動していないのではないか?
年末、年始に時間を作ってチェックするのもいいかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング 伊丹芳則