私事ですが、1年前の7月に右足くるぶしを骨折し、下の写真の『チタンのボルト』を3本入れる手術をしました。

手術後3カ月目の10月には、元のように歩けるようになりました。
その時、お医者さんから、『まだ若いので、ボルトは抜いた方がいいですよ』と言われ、『来春4月くらいに、もう一度手術をされますか?』と聞かれました。
骨折した時は、『手術しなけば、後遺症が残るので、手術をおすすめします』と、なかば脅されるように言われ、即決しました。
しかし、『抜いた方がいいですよ』と言われると、なかなか決断できないもので、時間だけが過ぎて行きました。
確かに、骨折時は切羽詰まっていて、歩くことができない差し迫った状況でしたが、今は、歩けるし、このままボルトが入った状態でも生活に支障がなく、普通に生きていけます。
お医者さんからも、『どうしても、抜かなければいけない』と言われていません。
『どうしよう、どうしよう・・・・・』と時間だけが過ぎて行きました。
仮に、『手術をする』と決めると、『どんなイヤな思いをして、どんな痛い思いをするのか?』分っています。
『チタンのボルト』を3本入れる手術も、3本抜く手術も、手術の内容はほとんど同じです。
『分からない不安』でなく、『分っている痛み』が目の前にあり、どうしても躊躇します。
ただ、ただ、『どうしよう、どうしよう・・・・・』と悩んでいるだけで、時間だけが過ぎて行きました。
結局、これではいけないと思い、手術を決意したわけですが。
では、なぜ? 今回手術しようと決意できたのでしょうか?
何がきっかけだったのでしょうか?
改めて考えてみました。
それは、『このまま、ずうっと、どうしよう、どうしよう・・・・・』と悩むのに疲れたからです。
いつも、頭に中で、『どうしよう、どうしよう・・・・・』、『手術をした方がいいのだけど・・・・・』、『でも、痛いのはイヤだし・・・・・』、『どうしよう、どしよう・・・・・』、この繰り返しが続きました。
『どうしよう・・・』
『どうしよう・・・』
その時、ふと、『これは、1人で悩むからダメなんだ』と思い、手術するしないは別として、『とにかく、病院で今の状況を見てもらおう』と病院に行く覚悟を決めました。
『とにかく、病院に行こう』
『とにかく、病院に行こう』
『とにかく、病院に行くだけ行ってみよう』
病院に行ったら、何かが変わる気がしました。
病院という環境に飛び込む事で、『自分が本当は何がしたいのか?』がハッキリする、そんな気がしました。
診察券を出し名前が呼ばれて、診察室で簡単なやり取りをしました。
◆お医者さん『レントゲンを撮って、骨がくっついているかどうか見てみますね』
レントゲン室で、3方向から撮影の後。
◆お医者さん『骨は、シッカリくっついていますね』、『これなら、ボルトは取れます』、『どうされますか?』
◆私『ボルトを抜いて下さい』
それから、トントン拍子に進み、『入院、手術、退院』と、1週間で全て終わりました。
終わってみると、身も心も軽くなり、『もっと早くやっておけばよかった』と思いました。
今、こうしてブログを書いていて、あれだけ、『どうしよう、どしよう・・・・・』と、悩んでいたことがウソのようです。
『悩みは、決意し行動すれば、無くなる』と、身を持って知りました。
それと『決意するなら、環境を変える』という大切さも知りました。
足の骨折の話という私事を、長々書きました。
で、今回のタイトルの『悩みが無くなる簡単な方法とは?』の答えです。
◆①悩みは、決意し行動すれば無くなる
◆②決意するには、環境を変える
特に、環境を変える人に会うことが、おすすめです。
環境が変わる人に会うと、自分の本音がハッキリし、決意しやすくなります。
行動すれば、今までの悩みは無くなります。
だまされたと思って、やってみて下さい。
あなたも、きっと、『もっと早くやっておけばよかった』と思いますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング 伊丹芳則