店頭看板の事例(お花屋さんの観葉植物) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。

お花屋さんの『観葉植物』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 
 
 
【コメント】

お花屋さんの『全国配送、承ります!』とお知らせしている店頭看板です。

下の文章をよく読むと、恐らく『観葉植物』等の鉢ものを、オススメしているいい感じの内容です。


ただ残念なのは、お客さんは『配送サービス』そのものに興味がありません。

『どのように送るのか?』よりも、『誰に、何を、なぜ、オススメするのか?』が大切です。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>全国配送承ります!
>日々の生活のパートナーにグリーンはいかがですか?
>部屋に緑があると心が和みますよ。
>月に2回程、スタッフが買い付けに行っております。
>お探しのグリーンがある方はお声がけ下さいませ。
>(サイズオーバーにより配送できないものもあります)




→『誰に、何を、なぜ、オススメするのか?』の流れで書いて行きます。

→具体的な観葉植物の品名も出しておきましょう。

→その後に、『配送サービス』です。

→そして、『買い付けサービス』も紹介します。



【変更後看板の文章】

〈例えば〉
店頭看板の事例
(お花屋さんの観葉植物)
最近、疲れが取れないなぁ~、ストレスが溜まるなぁ~
と感じているあなたに

『観葉植物』はいかがですか?

家電製品やハウスダストから出る『プラスイオン』
は、自律神経や頭痛・肩こり・不眠症など、様々な
悪影響を与えています。

観葉植物から出る『マイナスイオン』はそんな悪影
響を防ぐ効果があり、眺めているだけでも不思議
と心がなごみます。

◆『マイナスイオン』を多く出す観葉植物
『サンスベリア』・『アレカヤシ』・『カポック』など

自宅まで配送します(サイズに限りあり)

店内にないモノでも、月2回程買い付けに行って
おります。お探しモノがありましたらお声掛け下さい。




【今回のポイント】

→『商品名』や『サービス名』で、興味を持つお客さんは、ほとんどいないという現実を知る事が今回のポイントです。

→お客さんは、『必要性』や『買う理由』・『動機づけ』に反応します。

→まず、これらをお知らせしてから、『商品名』や『配送サービス』を伝えて行きましょう。





こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング  伊丹芳則


なぜ店頭看板が必要なのか?店頭看板の役割は?