店頭看板の事例(リラクゼーションサロンの首こり) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。

リラクゼーションサロンさんの『首こり』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

  


【コメント】

オフィスビルの中にあるリラクゼーションサロンさんの『首こり』の店頭看板で、どのように施術するのか、とても詳しく説明されているいい看板です。

今すぐ、『首こりを解消したい』と思っているターゲットに絞り込んで、ズバリ訴求しているので、首こりで悩んでいるターゲットには、効果があると思います。


今回は、何が原因か分からない、首こりや肩こりに気付いていない方にアプローチしてみます。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>首こり
>頭痛原因の8~9割は
>肩こり、首こりによるものです。

>当院では、首の悪い筋にピンポイントで押圧します。痛くはしません、心地よいです。
>肩のつけ根から後頭骨の後ろ部まで、1つずつ術者の親指でアプローチ、きっちり筋を弛緩させます。
>後頭骨の後ろ部、首と後頭骨のつけ根部は一番疲れやすいところです。
>下写真の点線のように縦に6列も押圧していきます。
>首の前面を触る施術者は滅多にいませんが大切です。
>首をここまで触れる所は、当院以外ではなかなか無いですよ。




→上記の内容は、ほとんどが【対策】の説明です。

→首こりや肩こりに気付いていない方にアプローチするには、次のような流れが必要です。


<ここから>

→ターゲットに、【呼び掛け】る

→悩みを、【問い掛け】る

→そうですねと、【共感】する

→これが【原因】と、改善点を示す

→対策すると、【結果】こうなる

→この後に、【対策】は、こうする

→最後は、【行動】を促す

<ここまで>


→こんな流れを作っていきます。




【変更後看板の文章】

〈例えば〉
店頭看板の事例
(リラクゼーションサロンの首こり)
デスクワークで、パソコンの前から離れられないあなたへ

しつこい肩こりや首こり、頭痛で悩んでいませんか?

肩こりや首こりがキツイと、毎日が辛いですよね。

原因は、首回りの『血行不良』です。

血行を改善することで、筋肉がほぐれ、肩こりや首こりがとてもラクになります。


当院では、一番疲れが出やすい首回りを中心に、肩のつけ根から後頭骨の後ろ部まで、シッカリほぐします。

施術ポイント①

施術ポイント②

施術ポイント③


肩こり・首こりほぐし 60分 ¥0000

今すぐ、スッキリした毎日を手に入れて下さい。




【今回のポイント】

→すでに、『その気になっている人』には、ズバリ対策の『説明』をします。

→まだ、『その気になっていない人』には、流れを作って『気付いてもらい』、『納得』してもらう工夫が必要です。

→それぞれの人達を意識して、アプローチする事が今回のポイントです。





こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング  伊丹芳則


なぜ店頭看板が必要なのか?店頭看板の役割は?