店頭看板の事例(クリニックの五月病) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。

クリニックさんの『五月病』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

  


【コメント】

4月にオープンされたクリニックさんの『五月病』へのご相談を呼び掛ける店頭看板です。

クリニックが7階にあるため1階部分に置かれています。

オープンされたばかりなので、お店の情報を伝えたい気持ちはよく分かります。

でもお客さんは、自分に関係する情報には敏感ですが、関係ない情報には無関心です。

なので、まずこんなお客さんの情報ですよと、呼び掛ける必要があると思います。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>こんにちは!
>4月にオープンした
>〇〇〇クリニックです

>GWが終わり
>新入社員でなくても
>五月病・・・・・?

>そんな時は
>一度ご相談下さい!
>→7F受付けです




→普通、五月病と言えば、新入社員さんと思ってしまいますが、実はそうではない。

→『新入社員でなくても五月病』、この切り口は素晴らしいです。

→なので、この切り口で『ターゲットに呼び掛ける』ところからスタートすればいいと思います。

→流れとしては、『最近の傾向』、『感じている症状を言葉にして問い掛ける』、『痛みと快楽で感情を揺さぶる』、『行動を促す』、こんな感じです。





【変更後看板の文章】

〈例えば〉
店頭看板の事例
(クリニックの五月病)
ギリギリまで神経をすり減らし、ちょっと気力がバテ気味のビジネスマンさんへ

最近は、新入社員さん以外の人でも『五月病』が増えています。

◆疲れが抜けづらい
◆仕事の効率が落ちた
◆今までみたいに楽しめない
こんな経験はありませんか?

そのうち治ると放っておくのが一番危険です。
早く手当をすれば早く治ります。

『少しでも5月病かな?』と思ったら早めにご相談を
00-0000-0000(営業時間00時まで)

〇〇〇クリニック このビル7Fが受付けです。




【今回のポイント】

→『新入社員でなくても五月病』、この素晴らしい切り口を広げて行くことが今回のポイントです。

→新入社員さん以外のターゲットとは、どんな人だろうか?と考えて、そのターゲットが置かれている状況や内面を言葉にして呼び掛ければいいだけです。

→そして、現状の職場シーンの中で感じている症状を問い掛けることで、『俺って、何か変かも?』と疑問を持ってもらえれば、こちらの提案を受け入れてもらいやすくなります。

→それと、クリニックが7階にあるので、電話で相談できるようにしてあげた方が親切です。





こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング  伊丹芳則


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