こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。
売上げアップで、一番確実な方法が『常連さんへのハガキ』です。
1日30分、連絡先が分っている常連さんに、『ハガキ』を手書きしましょう。
1枚10分として、3人の常連さんに書けます。
毎日3名のお客さんの顔を想い浮かべながら『気持ち』を伝えるのです。
1カ月25日間やり続けると、75名のお客さんに、お便りを届けることができます。
◆なぜ『ハガキ』なのでしょうか?
それは、お客さんがお店に来なくなる理由が
◆お店そのものを『忘れてしまう』こと
◆お店に行く『きっかけがない』こと
この2つが上位に来ているからです。
これは『ハガキ』に、ほんのちょっとした『気配り』を書くだけで解決します。
例えば、美容室で、しばらく来られていないお客さんの場合
『もう一度来てほしい』という願いを込めて、手書きで一生懸命書きます。
手書きといっても、送り先面の『あて名』と『3~5行メッセージ』のみです。
裏面は、かわいい写真でもかまいません。
【3~5行メッセージ】
こんにちは、△△です。ありがとうございます。
前回は、気になるところが〇〇でしたので、〇〇のスタイルでした。
ポイントは〇〇です。
〇〇で困っていないか気になっています。
何かありましたら△△まで、ご連絡下さい。
このような『あなただけ』情報を盛り込んだ、ちょっとした気配りメッセージがあると、『忘れていたこと』が読むことで思い出します。
『ハガキ』をもらった事で、お店に行く『きっかけ』ができるのです。
割引きだけで、『行く、きっかけ』になると言われる方もおられます。
でも、かわいい写真や『あなただけの気配りメッセージ』でも十分、『行く、きっかけ』になる方も多いのです。
もし、ハガキがきっかけで、お客さんが来店されたらどうなるでしょうか?
ハガキを書いた本人は、正直嬉しいです。
一生懸命書いていればいるほど、『感激』します。
嬉しくなるから『今日は、ありがとうございました・・・・』と、本当に感激した気持ちを、ハガキに書きます。
お客さんには、そんな素直で正直な気持ちほど伝わるのです。
伝わると関係が深くなります。
関係が深くなると、また来店してもらえるのです。
『たった2通の手書きハガキ』で、お店の事を忘れていたお客さんとの関係が深まり、リピートしてくれるようになります。
でも、ハガキに書く内容に困ったらどうすれでいいのでしょうか?
ハガキが書けなくなるのは、『書くきっかけ』がないからです。
なければ、作ればいいだけです。
例えば
◆食べ歩きが好きなお客さんには、美味しいお店や雰囲気のいいお店を紹介してもらいましょう。
◆読書が好きなお客さんには、ためになる書籍や面白い本を教えてもらいましょう。
◆映画が好きなお客さんには、感動した映画や記憶に残る映画を教えてもらいましょう。
そして、紹介されたお店や、教えてもらった本や映画を、実際に利用したり、読んだり見たりして、感想をお礼と共にハガキに書きます。
そして、『また教えて下さい』とお願いするのです。
◆お礼
◆感想
◆お願い
お客さんの立場で考えると、『私が紹介したお店に、本当に行ったんだ』『私が教えた本を、本当に読んだんだ』・・・・となります。
イヤな気はしません。
なぜか嬉しくなり、また今度お店に行って、紹介しよう、教えてあげようとなります。
費用は、切手代と印刷代で、75枚で5000円前後です。
しばらく来られていないお客さんは、何もしなければ、お店そのものを忘れてしまいます。
そうなる前に、毎日3名のお客さんの顔を想い浮かべながら『気持ち』を伝えていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング 伊丹芳則