なぜ店頭看板は、『美容室』や『整骨治療院』に多いのか? | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、集客できる店頭看板の販促相談員の伊丹芳則です。


街並みを歩いていると、『美容室』や『整骨治療院』の店頭看板が頻繁に書かれているのをよく目にします。

もちろん、美容室や整骨治療院の中でも熱心に書かれている所と、あまり書いていない所はあります。

でも、なぜ業界全体で見てみると多いのでしょうか?



ちょっと一緒に考えて見て下さい。



共通している所はどこでしょうか?



【共通点その1】
◆基本は、『お悩み解決業』のため、『こんな悩みはありませんか?』と店頭看板で呼び掛けやすい。


【共通点その2】
◆どちらも『先生』と呼ばれることが多く、『こんな事ができますよ!』と言い切っても信じてもらいやすい。


【共通点その3】
◆これがもっとも大きい理由なのですが、『お客さんとの1対1の接触時間が長い』ので、現状の不便、不満、不安を聞きやすく、『コレが原因』と原因を見つけやすい。


【共通点その4】
◆お客さんの話を親身に聞いていると、自然に『目の前のお客さんに対して』のメッセージになりやすい。


【共通点その5】
◆施術という作業よりも、『施術後のお客さんの生活シーン』に重点を置いている。



共通点から分かる事は

◆『目の前のお客さんに対して』
◆『こんな悩みはありませんか?』
◆『こんな事ができますよ!』
◆『コレが原因』
◆『施術後のお客さんの生活シーン』

などの店頭看板に必要が要素が、普段の施術の中から探し出しやすいと思われます。




まとめると、店頭看板を頻繁に書いている所では、次の点を重視しています。

◆お客さん目線で
◆目の前の一人に対して
◆効果重視の
◆アドバイスを
◆先生の立場でお教えしている




これに対して、あまり書いていない所では、次のようになっています。

◆お店目線で
◆沢山の皆さんに対して
◆効率重視の
◆作業を
◆職人の立場で提供している

このような場合だと、たとえ店頭看板を書いたとしても売り込みになってしまい、お客さんに興味を持ってもらえません。

興味を持ってもらうには、『割引き』に頼るしかないのが現状です。



『店頭看板に、何を書けばいいのか?』

分からない時は、頻繁に書いているお店の共通点をマネしてみてください。

きっと、新しい気付きがあると思いますよ。




最後まで読んでいただきありがとうございました。
株式会社アイ・マーケティング  伊丹芳則