宿題サポートまでやると、感謝され、退塾しなくなる | 個人塾を自宅で開業、キャンセル待ちにした方法 ~家庭教師から独立・起業~

個人塾を自宅で開業、キャンセル待ちにした方法 ~家庭教師から独立・起業~

現在3年連続キャンセル待ちの塾を運営。独立後11年・業界歴21年。家庭教師から独立・起業。毎月の集客費0円。何もせず問い合わせはほぼ毎週。自立型少人数個別。1教室1人塾。完全週休2日。年3回の長期休暇。労働時間はアルバイト並。収入は自己裁量。出勤時間は10秒。

「先生、夏休みの宿題で歴史新聞が出ているんですけど、何を書けばいいか分かりません」


と生徒から相談され、新聞作りの手伝いをした。

 

私が指導した生徒の作った新聞は教室の壁に掲示され、歴史に興味のない生徒でも楽しく読めるものとなり、注目の的となった。

 

そのときの指導を紹介。

 

 

苦手な勉強は、好きなこと、得意なこと、興味があることから入る

何も書くことがないときには、コツがある。

 
恋愛でも言われることだが、人と話すときには、

・好きなこと
・得意なこと
・興味のあること

はペラペラ話すことができる。

歴史新聞も自分の「好きなこと、得意なこと、興味があること」と内容を絡めると、書きやすくなる。

 

その子はもともと勉強があまり好きではなかった。

 

普通に教えても嫌々取り組み、新聞作成が苦痛の時間となる。

 

どうせやらなければいけないものならば、楽しくやりたい。


 

 

歴史人物と芸能人がそっくりなことを利用

 

『歴史を勉強してて、面白かったことってなかった?』と生徒に尋ねてみた。

すると、「最近よくテレビに出ているピスタチオ(すでに解散した芸人)の右側の人と、田沼意次が似ていてウケた」と言っていた。

確かに似ている。面白くて笑った。

私は、これは新聞のつかみになるなと瞬間的に思った。

『よし、じゃあ他にも似ている人がいないか調べてみない?それを新聞のネタにすればいいんじゃない?』

「でも、それで大丈夫なんですか?」

『もちろん、ただ似ている人を紹介するだけだったら意味がないけど、その人の情報提供、自分なりの目的、人が読んだ時に学びや気づきがあれば、新聞として成立するよ』

 

というアドバイスを伝え、その生徒は、嫌だった歴史新聞を意欲的に楽しく取り組み始めた。

 

 

勉強に興味が持てると、覚えが早く、時間もかからない

 

その生徒はしっかりと田沼意次の情報を調べ、さらに歴史上の人物を紙で隠し、クイズ形式にするというエンタメ要素も入れた。

 

人は、興味のないことは勉強しても覚えが悪い。

そういう意味では、似ている芸能人から歴史に興味を持つというのは、素晴らしいきっかけ。


自分の興味がある内容なので、いつもかかる時間の半分くらいの時間でできたそう。

 

最終的に、「他の科目も楽しめるように、工夫したい」という素晴らしいまとめを書き上げた。

 

学校の宿題や自学を終わらせるサポートも行うと、保護者に感謝される。

 

普通の塾ではやらないから、宿題サポートまでやってくれると、ご家庭にとってなくてはならない塾・家庭教師になり、退塾しなくなる。

 

 

 

 

 

今日もブログをお読みいただきありがとうございました。

 

 

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