その方法は簡単。
「今日の勉強内容を見せるときに必ず質問するようにして。」
「もし質問しなかったら、理解してるってことだから、こっちから確認するからね。」
というのをルールにするだけ。
狙いが「考える力を育てること」なら、質問をさせる=学びの質を測るセンサーになる。
この方法には3つの教育的な芯がある
① 疑問が出ない=理解が浅い or 思考停止
「疑問がわかない」って、実は2パターンしかなくて、
・思考負荷を避けて、ラク・できるを優先してる
・よくわかってないのに、わかったつもりになってる
どっちも学習としては成長しにくい状態。
だから、質問を促すのはめちゃくちゃ重要。
② 質問力=思考力そのもの
「何をどう聞くか」を考えることで、理解している部分と曖昧な部分を自分で整理するようになる。
つまり質問する練習=思考を言語化する練習。
この力が伸びると、授業中の吸収率が全然変わる。
③ 質問が出る勉強こそが深い学び
「疑問が出る=脳が本気で動いてるサイン」
→ そこに先生が寄り添って教えることで、「なるほど!」「わかった!」という快感ループが生まれる。
それが勉強をやらされるものから、やりたくなるものに変わる原点。
だから、
「見せるときは必ず質問して。疑問がわかない勉強はラクとかできるを優先してるだけで、学習効果は低いんだよ」
というこの言い方。
もうちょっとトーンを柔らかくしたいなら、こう言い換える。
「見せるときは必ず質問してみて。疑問が出るっていうのは、頭が本気で動いてる証拠なんだ。疑問が出ない勉強って、できるやラクを優先してる状態だから、伸び方が浅くなっちゃうんだよ。」
こっちから確認する
質問しなかったら、理解してるってことだから、こっちから確認するからね。て感じて、圧をかけるのも効果的。
「自由を尊重しつつ、思考の習慣を鍛える」スタイルなら、責任を渡すイメージで使う。
この言い方の狙いは2段構え。
① 「質問しない=理解済み」という構図で主体性を引き出す
「質問しないなら、理解してるってことにするね」って言われた瞬間、生徒は「ヤバ、聞かなきゃ自分が困る」と感じる。
これがいわば責任のパス。
他人任せではなく、「自分で確認しなきゃ」というスイッチが入る。
これは圧というより、自立を促す心理的プレッシャー。
自分の理解度を自分で管理する訓練になる。
② そのあとに「確認するからね」で逃げ道を塞ぐのがポイント
「質問しなかった=わかってる前提」で毎回確認される、つまり「わかってないと困る状況」をあえて作る。
ここでの狙いは、
「なんとなくスルー」
↓
「ちゃんと考えて質問する」に変えること。
それを続けるうちに、生徒は「質問した方が楽」と気づいてくる。
この思考のクセづけが、まさに自立できる生徒への育て方。
実際の言い方例(自然&効果的なバランス)
「見せるときは必ず質問してね。もし質問が出ないなら、もう理解してるってことになるから、こっちから確認入れるよ。そこでつまったら、あ〜、まだ甘かったなってわかるからね。」
こんな感じだと、怖くはないけど、「やるしかない感+納得感」を両立できる。