キャニオンクライ、、、


ここはいわゆる(森林公園)である

ポコタ自治区市長が 市民が気軽に森林浴が出来るようにと作った

ポコタから10キロ程度と近いため 傭兵団も何かあればすぐ飛んでくる

テロリストにとっては 危険地帯なため ここまで来るテロリストはまずいない

中は歩道と森林地帯に別れており 森林地帯にはかなりの木がおいしげっている


クローは森林地帯に入るととにかく走った

足を止めたら殺される 歩道に出ても殺される

ポコタが近い為 ハッサンがもしもう町についていればものの10分か5分で

傭兵団が来るはずだ

つまりは戦闘で勝つ必要は無い 最悪10分間逃げ切ればいい

クローはそう考えとにかくひたすらに逃げた


怖い、、あいつら怖い、、


クローは今までに無い恐怖に襲われていた

あの連携プレー そつの無い連携攻撃

何年も何十年も一緒に戦ってきたような感じだ 今まで戦ってきた相手とは明らかに質が違う

何人いるかもわからない 10人もしくは20人か

ハッサンは絶対に追い詰めて殺す奴らだといっていた

だとすると歩道に出るところで待ち伏せしているかもしれない 待ち伏せ連中と

捜索連中と別れてきているかもしれない、、、

残念ながらクローの予想は どうやら当たったようだ、、、


ざっざっざっ


明らかに 道なき道を踏み込む音が聞こえる 沢山じゃない せいぜい二人もしくは3人

クローは青ざめた もし予想が的中なら 逃げたら待ち伏せてる連中に、、、

ゲームだとよくやられた最悪のパターンだ ゲームのときはさっさと歩道に出て死んでやり直すのだが


くそ、、くそーー


逃げた先にうっすらと林の切れ目が見える、、、歩道だ、、、

あの連携プレー 熟練した兵士 そして決して慌てて追ってこないゆっくりと歩いてくる

捜索隊の3名、、、 絶対絶命である

八方塞がりになったクローの頭でなにかが音を立てて切れた


プツン


どーん ダダダダダダ


バイクにのった男が二人 バイク上からクローの乗るバンめがけて銃をうちこんでくる

サイドにバイクが入り込まれるたびにハンドルを切り運転席の横側への侵入を防ぐクロー

後方から撃ち込んでも中々当たるものではないが 横に張り付かれたら別だ

クローは所詮素人 ブルースウィリスみたいに片手ハンドルしながら 横についた敵を撃ち殺す

なんて出来ない しっかり両手でもって運転 教習所で習ったとうりしか 普通の人間には出来やしない

教習所に(片手ハンドルコース)があったら よかったのかもしれないが、、、

必死にクローがハンドルをきっていたら突如バイク連中が離れていった


なんだ? クローが考える間もなく


どーん


ロケットランチャーが後輪に直撃した 素晴らしい連携プレーである

バイク連中から少し離れたところにいる軍用ジープからロケランを敵が撃ち込んだ

バイクの連中はこのロケランを命中させる為の陽動隊だったのである


うわー


バンが横転する このままでは蜂の巣にされるそう思ったクローは横転中の車内から

ハンドルにつかまりあちこちにゴツンゴツンぶつかりながら フロントガラス向けて銃を発砲

フロントガラスが割れ 最後の1チャンスに備えた


ごろんごろん 、、、どん 


バンは車輪が空に向いた状態で静止した バイク連中が2名 バイクから降りて慎重にちかづいてくる

その時


ダダダダダダ


バイク連中が二人とも足を撃たれ倒れこむ クローだ

フロントガラスを割ったクローはバンの前方に乗り出し

座席に集中がいった敵の隙をついて 足元めがけAKを水平に撃ち込んだ


上手くいった


すぐ敵の増援が来る バイク連中はまだ生きているがトドメをささず

車を盾に反対方向に逃げ出した

逃げた先には もうすぐ キャニオンクライの林がひろがっていた

なんでこんなことになったんだ??


車を運転しながらキャ二オンクライを目指すクロー

理由無き汗が額から流れ落ちてくる (冷や汗)である、、

そりゃそうだ 自分はGPSを持っている 敵はどんどん自分に向けて向かってきているのである

よく考えたらこの役はハッサンにまかせりゃよかったんだ あいつなら死んでも全く心が痛まない

でももっとよく考えてみる

(あいつじゃ絶対やらねえな、、)

殺されてもこんな役あいつじゃやりそうにない、、大体オレから別れた瞬間GPSを捨てるだろう、、


そうか!何をしてたんだ


あわてて重大なコトに気づくクロー そうだよGPSなんざ捨てちゃえばいいんだ

あわててGPSを探すクロー


あった


GPSはポケットにいれてたそれを取り出し窓から投げ捨てる


よーしこれで後は逃げれば


どーーーーーーん


物凄い音が近くで炸裂した ロケットランチャーと思われる爆発音だ


な、なんだーー


クローは慌ててアクセルを踏みなおす そう時既に遅し

もう目視出来る位置まで グランデボーラクは来ていた


くそーーーなんでおればっかりこんな目に合うんだー


心を改めて戦場とは縁を切って真面目に働いてたクロー

夢だった年収10万ドルまで後一歩のとこまで来たっていうのに、、

ちょっと女の子に色目をつかっただけでこんな目にあうとは、、、